ほとんどのトイレタンクに対応しているボールタップで自宅トイレ(TOTO)の中身を自分で交換してみました。
かなり前に「自宅トイレの便座交換」についての記事を書いたんですが・・・
最近、同じトイレのタンク内で「流し終わってからも少しチョロチョロと水が漏れている?」ような状態が続くようになってしまったため、今回は(すでに20年以上も使用しているので細かなパーツ交換などはせずに…)思い切ってタンク内の部品をほぼ総取り替えしてしまうことにしました。
ただ「総取り替え」と言いましてもトイレタンクの中ってかなりシンプルな構造になっているので「2つの部品を購入するだけ」で(…細かいことを言えば「レバーハンドル」や「オーバーフロー管」などの部品もありますが…)だいたい済んでしまうんですよね。
(ちなみにトイレの構造についてはTOTOのサイトで紹介されてますので交換前にご確認されるのがオススメ。)
費用的にもお手頃(全部で3500円程度)ですし、作業自体も・・・不器用な私には少し苦戦するところがありましたがなんとか取り付けることはできたので、少しこの記事でご紹介していきたいと思います。
※「交換作業の流れ」をスグにでも見たい場合はこちらを押すと下に飛びます。
まず購入したタンク内のパーツは、
●トイレの主要部品である「ボールタップ」(タンクの水位を調整している部品)
●タンク内の水が便器に流れていく穴を塞いでいる「ゴム製のフロートバルブ」 と呼ばれている部品でして・・・
「TOTO S710B」という型番のトイレを使っている私が具体的に購入した商品は、
●三栄「万能ロータンクボールタップスリムタップ V56-5X-13」
●TOTO「ロータンク用フロートバルブ THY418」 となります。
三栄水栓のボールタップは商品名からも分かるように様々なメーカーのトイレに対応しているので、たぶん「これを買っておけばほぼ間違いは無さそう?」と言えるような便利な商品ですが・・・
もちろん皆さんが購入する際はご自分のトイレの型番を調べてから商品ページなどでしっかり確認することをお忘れなく♪
フロートバルブについてはトイレの型番からTOTOの対応部品ページを見て「THY418」を購入しました。
私の購入時では「これら2つの部品を合わせて3300円程度」でしたので、新たに購入した「交換に必要な工具(レンチ:ダイソーで200円)」を含めて約3500円でトイレの中身がスッカリ新しくなるのならばかなり安い出費なのではないでしょうか?
●Amazonで購入した商品。
・ボールタップは思ったよりもコンパクトで驚きました。
(この商品と比べても大きさはよく分からなかったですね♪)
・商品の内容はこんな感じです。
・浮き玉の角度を調節することでタンク内の水位を変更可能。
(2枚目の角度が一番水の使用量が少ない状態)
●ボールタップとフロートバルブ交換に必要な工具はこの2つだけ。
(止水栓を回すための「マイナスドライバー」とナットを回すための「レンチ」)
というわけでここからさっそくトイレタンクの中身交換に入るんですが、ここからの記事に貼り付けていく画像は「20年以上まったく掃除をしていないトイレタンクの中の写真」が含まれているため・・・自分でもタンクのフタを開けてビックリしたぐらいの汚れ具合となってますので、画像を見る際には多少覚悟をしてくださいね♪
(画像を載せようかどうか少し迷ったんですが画像がないことにはどうにもならないので掲載することにしました。)
それと交換自体は上の「2つの工具」を使えば可能ですけど・・・パイプから水がたれたり、ゴム製のフロートバルブがタンク内で見事にとろけて?しまって触ると手が真っ黒になってしまうので「バケツ、雑巾、ゴム手袋」は必ず用意しておきましょう。
・・・ちなみに実際に作業してみて慣れてない私が苦戦したポイントを挙げておきますと、
といった具合でして、けっこう苦労しながら作業に2時間ぐらいかかってしまったので・・・
「ボールタップの交換なんて超楽チンで誰でも簡単にできますよ♪」なんてことを私は口が裂けても言えず、「やろうと思えば素人でもお安く交換できますよ。」ってくらいが正直な感想かな?
それと、三栄の「万能ロータンクボールタップスリムタップ V56-5X-13」はいろいろなタイプのトイレの対応しているし、価格が安いのは大きな魅力!・・・ではありましたけど・・・
個人的には浮き玉を一番下にしてもあまり節水はできなかったし、今までのTOTOのボールタップだと「流したあとにだんだん水の出る量がゆっくりになってきてから止まる」のに三栄の商品は「水が急激に止まる(浮き球が持ち上がると「キュッ!」って水が止まる)」のが不満点?…とまでは言えないぐらいの少し気になるポイントでした。
とは言え、業者さんに頼んだら「高い材料費 + 工賃」がかかるだけでなく、そもそも作業依頼の申し込みをしたり他人を家にあげないといけないことになるので・・・
金銭面だけでなく色々な手間にかかる時間や労力を節約できることを考えれば自分で交換できてひと安心でしたよ。
私は今回のことですっかりトイレのタンク内の部品交換には慣れたので次からはもっとすんなりと作業ができそう・・・ではありますけど、
考えてみたらこんなことそう何度も経験するものでもないので慣れてもしょうがないっぽいですね。
でも次のトイレトラブルがいつやってくるのかは分からないので良い経験にはなりました♪
皆さんも「同じトイレのまま長年ずっと使い続けている」のであれば自分でやれないことはない作業ですので挑戦されてみてはいかがでしょうか?
最近、同じトイレのタンク内で「流し終わってからも少しチョロチョロと水が漏れている?」ような状態が続くようになってしまったため、今回は(すでに20年以上も使用しているので細かなパーツ交換などはせずに…)思い切ってタンク内の部品をほぼ総取り替えしてしまうことにしました。
ただ「総取り替え」と言いましてもトイレタンクの中ってかなりシンプルな構造になっているので「2つの部品を購入するだけ」で(…細かいことを言えば「レバーハンドル」や「オーバーフロー管」などの部品もありますが…)だいたい済んでしまうんですよね。
(ちなみにトイレの構造についてはTOTOのサイトで紹介されてますので交換前にご確認されるのがオススメ。)
費用的にもお手頃(全部で3500円程度)ですし、作業自体も・・・不器用な私には少し苦戦するところがありましたがなんとか取り付けることはできたので、少しこの記事でご紹介していきたいと思います。
※「交換作業の流れ」をスグにでも見たい場合はこちらを押すと下に飛びます。
まず購入したタンク内のパーツは、
●トイレの主要部品である「ボールタップ」(タンクの水位を調整している部品)
●タンク内の水が便器に流れていく穴を塞いでいる「ゴム製のフロートバルブ」 と呼ばれている部品でして・・・
「TOTO S710B」という型番のトイレを使っている私が具体的に購入した商品は、
●三栄「万能ロータンクボールタップスリムタップ V56-5X-13」
●TOTO「ロータンク用フロートバルブ THY418」 となります。
三栄水栓のボールタップは商品名からも分かるように様々なメーカーのトイレに対応しているので、たぶん「これを買っておけばほぼ間違いは無さそう?」と言えるような便利な商品ですが・・・
もちろん皆さんが購入する際はご自分のトイレの型番を調べてから商品ページなどでしっかり確認することをお忘れなく♪
フロートバルブについてはトイレの型番からTOTOの対応部品ページを見て「THY418」を購入しました。
私の購入時では「これら2つの部品を合わせて3300円程度」でしたので、新たに購入した「交換に必要な工具(レンチ:ダイソーで200円)」を含めて約3500円でトイレの中身がスッカリ新しくなるのならばかなり安い出費なのではないでしょうか?
●Amazonで購入した商品。
・ボールタップは思ったよりもコンパクトで驚きました。
(この商品と比べても大きさはよく分からなかったですね♪)
・商品の内容はこんな感じです。
・浮き玉の角度を調節することでタンク内の水位を変更可能。
(2枚目の角度が一番水の使用量が少ない状態)
●ボールタップとフロートバルブ交換に必要な工具はこの2つだけ。
(止水栓を回すための「マイナスドライバー」とナットを回すための「レンチ」)
というわけでここからさっそくトイレタンクの中身交換に入るんですが、ここからの記事に貼り付けていく画像は「20年以上まったく掃除をしていないトイレタンクの中の写真」が含まれているため・・・自分でもタンクのフタを開けてビックリしたぐらいの汚れ具合となってますので、画像を見る際には多少覚悟をしてくださいね♪
(画像を載せようかどうか少し迷ったんですが画像がないことにはどうにもならないので掲載することにしました。)
それと交換自体は上の「2つの工具」を使えば可能ですけど・・・パイプから水がたれたり、ゴム製のフロートバルブがタンク内で見事にとろけて?しまって触ると手が真っ黒になってしまうので「バケツ、雑巾、ゴム手袋」は必ず用意しておきましょう。
そして肝心の交換作業の流れですが・・・
ボールタップとフロートバルブ交換の流れ
- マイナスドライバーで「止水栓を閉める」
(時計回し、少し回しただけでスグに水は止められます)
- トイレのレバーを回してタンク内の水を抜く
- レンチで「袋ナット」や「タンクとくっついているロックナット」をゆるめる
(水が垂れるので止水栓の下にバケツを置く)
- 指でナットを回しながら「現在取り付けてあるボールタップを外す」
- フロートバルブ外す
(かなり見えにくい画像で申し訳ありませんが…下の画像の青い矢印の方向に力を入れて引っ張り、オーバーフロー管から出ている棒から引き抜く感じで)
(フロートバルブを外すのに工具は必要ないが手が真っ黒になるのでゴム手袋は必須)
- タンク内にトイレ用の洗剤スプレーをかけてからバケツで水を何度か流して軽めに掃除
(ちゃんとした掃除は面倒なのでやりませんでした…)
- 鎖を少したるませた状態にしてフロートバルブを取り付け
(鎖の長さを調節してレバーとしっかり連動していることを確認) - 新しいボールタップを取り付け
- レンチを使ってナットをしっかりと締める
- 止水栓を開ける
(反時計回し、「元の止水栓の位置」を覚えておくと楽) - しっかり作動するのかを確認※して終了
(※「レバーを回してトイレの水が流れるか?」「流したあと、タンク内の水位が上昇したら浮き球が持ち上がって水が止まるか?」「ナット部分からの水漏れがないか?」などを確認)
・・・ちなみに実際に作業してみて慣れてない私が苦戦したポイントを挙げておきますと、
- 止水栓がとにかく硬い(古すぎて?)
- レンチの扱いになれてないのでナットを回すのが大変だった
- フロートバルブがなかなか外れない
(THY418の商品パッケージに「使用工具:マイナスドライバー」って書いてあったことで「フロートバルブがオーバーフロー管にネジ止めされている」と勘違いしてしまい、強く引っ張って良いものかどうか分からないままトイレ内でしばらくアタフタしてました…) - 止水栓を開けたら、締め付けが弱かったのかナット部分から水がポタポタ垂れてしまった
(一回取り外してパッキンなどの有無を確認後にしっかり締め直しをしたら水漏れはしないようになりました)
といった具合でして、けっこう苦労しながら作業に2時間ぐらいかかってしまったので・・・
「ボールタップの交換なんて超楽チンで誰でも簡単にできますよ♪」なんてことを私は口が裂けても言えず、「やろうと思えば素人でもお安く交換できますよ。」ってくらいが正直な感想かな?
それと、三栄の「万能ロータンクボールタップスリムタップ V56-5X-13」はいろいろなタイプのトイレの対応しているし、価格が安いのは大きな魅力!・・・ではありましたけど・・・
個人的には浮き玉を一番下にしてもあまり節水はできなかったし、今までのTOTOのボールタップだと「流したあとにだんだん水の出る量がゆっくりになってきてから止まる」のに三栄の商品は「水が急激に止まる(浮き球が持ち上がると「キュッ!」って水が止まる)」のが不満点?…とまでは言えないぐらいの少し気になるポイントでした。
とは言え、業者さんに頼んだら「高い材料費 + 工賃」がかかるだけでなく、そもそも作業依頼の申し込みをしたり他人を家にあげないといけないことになるので・・・
金銭面だけでなく色々な手間にかかる時間や労力を節約できることを考えれば自分で交換できてひと安心でしたよ。
私は今回のことですっかりトイレのタンク内の部品交換には慣れたので次からはもっとすんなりと作業ができそう・・・ではありますけど、
考えてみたらこんなことそう何度も経験するものでもないので慣れてもしょうがないっぽいですね。
でも次のトイレトラブルがいつやってくるのかは分からないので良い経験にはなりました♪
皆さんも「同じトイレのまま長年ずっと使い続けている」のであれば自分でやれないことはない作業ですので挑戦されてみてはいかがでしょうか?