粘液便で出てしまい不安な人へ どうにかしたい!「お腹のトラブル」

粘液便で出てしまい不安な人へ

過敏性腸症候群により下痢や便秘症状が強いときに「粘液便」が出てしまったという経験がある人もいらっしゃると思います。
そこで粘液便について少しまとめてみました。


IBSと粘液便についてのポイント

  • 腸の動きに異常が起こるIBSの代表的な症状として「粘液便」が出てしまうことはある
  • 粘液は腸の修復作用や大便をスムーズに運ぶために普段から分泌はされている
  • IBSで下痢になり、腸がダメージを受けていると粘液が過剰に分泌されて粘液が便と同時に出てしまう
  • 腸の中には常に粘液が分泌されているものなので、時々出る粘液便は過度に心配する必要はない
  • 粘液便が出やすい人は痔や脱肛なども起きやすい傾向がある
  • 粘液便に血が混じっている場合には検査がおすすめ
  • 潰瘍性大腸炎」による粘液便や血便もあるので注意


粘液便についてもう少し解説


私も下痢を毎日のようにしているのでこの粘液便はよく見かけます。

もう慣れっこになってしまったとはいえ、透明でプヨプヨとした粘液便を見てしまうと正直なところ少し不安を感じるので粘液便とはなんなのかを調べてみました。

粘液便がでる原因としては、
腸が傷つくなどして普段よりも過剰に粘液が分泌され、うまく腸に再吸収されずに粘液が出てしまう
とか、「下痢によってどんどんと便が出ていってしまったことで常に腸に中にある粘液が取り残され、その後に過剰な蠕動運動で粘液だけ出てくる
なんてケースが考えられるようですね。

粘液便
確かに「便が無くなっても腸が粘液までも出そうとする」ということは私もよく感じていることで、何度もトイレに行った後に透明の粘液が出だすと「もうそろそろ腸もカラッポかなぁ・・・」なんていう目印にしていたこともありましたよ。

とはいえ、こういった体の防衛反応として粘液が増えてしまったり、腸の運動異常で粘液が出てしまうぐらいならばそこまで心配するケースは無いと思います。

でも粘液に血が付いているなどがある場合は大腸の粘膜が炎症を起こす原因不明の病気である「潰瘍性大腸炎」の可能性も考えられるので、こういった場合にはお早めにお医者さんの診察を受けられることをおすすめします。


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