毎日、「便の色」をチェックしてますか? どうにかしたい!「お腹のトラブル」

毎日、「便の色」をチェックしてますか?

便(うんち)の状態は体の健康状態を知るためのとても大切な情報源となりますので「排便後に自分の便の色や形をしっかりとチェックしてる」なんて人も少なくはないですよね?
そこで今回は「便の色」について少し取り上げてみたいと思います。


便の色について

  • 通常、便の色は腸内で胆汁※の成分と混ざり合うことで濃いめの黄色になっている
    胆汁とは肝臓で作られる脂肪の消化吸収を手助けしてくれる消化液
  • 腸内環境が良いと善玉菌が作り出す乳酸・酢酸の作用により腸内が弱酸性に保たれて薄い黄色便になる
  • 黄色・緑色・茶色の便は特に問題がないことが多い
  • 色の黒い便(色の濃い便)について・・・
    ●胆汁によって便に色が付けられるので「便が大腸内に長時間留まっている(大腸内で便の水分がたくさん吸収される」と胆汁成分の割合が増えて色が濃くなりやすい
    ●胃や十二指腸などの肛門から離れた部位での出血があると便と一緒に排出されるまでの間に血液が変色して便が黒くなる
    ●腸内環境が乱れて悪玉菌が増えると腸内がアルカリ性になり便が黒くなる
  • 色の白い便(色の薄い便)について・・・
    ●大腸内をすぐに通り過ぎてしまうと便に含まれる水分量の割合が多くなり色の薄い便になりやすい
    胆汁うっ滞※により胆汁が腸内まで届かないことでも起こる
    胆汁うっ滞とは肝臓や膵臓(すいぞう)などのトラブルにより胆汁が腸に移動しにくくなってしまう状態、肌の黄疸(おうだん)やカユみなどの症状も起こる
  • 肛門付近での出血(痔・直腸がん・潰瘍性大腸炎)があると鮮血が混じって赤い便となる
    (下痢状で赤黒い便は食中毒・伝染病・潰瘍性大腸炎の可能性あり)
  • 単に「便の材料である食べ物」によっても便の色は大きく変わりやすいので、数日間の食事内容のチェックは大切
  • 「便の色がいつもと違う」というだけでなく「高熱・吐き気・体重減少・貧血・黄疸(おうだん)などの体の不調」がある場合は早めに内科や消化器科に相談しましょう


もう少し解説


皆さんの中には「自分が出した便をじっくりと見る」ということに抵抗感がある方もいらっしゃるでしょうけど、多くの人がトイレを流す前にチラッと何の気無しに見るぐらいのことはしてると思います。

そしてもしそのとき突然、黒色や白・赤・緑などいつもと違う色の便を目の当たりにしてしまうと・・・
「何かの病気なんじゃないか…」と気が動転してしまうことがあるかもしれませんが、まずは冷静に数日分の食事内容を思い浮かべてみたり、体調に変化がないのかを確認することが大切なようですね。


・・・ちなみに、こういった内容の記事なので一応自分の話もあえてしておきますと・・・
過敏性腸症候群の影響で毎日のように下痢をしている私の場合は「(便が大腸内で水分吸収されず胆汁の成分が濃縮されないので…)やはり便の色は薄めですね」と言いたいところなんですが・・・実際は色が濃い目の便を見ることが多いような気がしますね。
でも多分これは胃や十二指腸からの出血などの影響ではなく「お肉を食べる割合が多いことや自律神経の乱れから腸内環境がかなり悪い」ことが原因っぽいので、これからは便の色をチェックしながら食事内容や生活習慣に気を使う必要がありそうですよ。
あ、それと私は「赤い便」もけっこう頻繁に見ることがありますが・・・これも食事内容の影響が大きいのかな?
(トマト系のソースなんかは自分でそれほど食べた記憶がなくても翌日にはけっこう影響しているみたいですし)



とにかく・・・
正直なところ私は今まで「結局、便の色がいつもと違うことは多くの人が日常的に経験していることなのでその日だけ色の違う便が出てもそれほど深刻に考える必要がない」と少し楽観視していた部分もあったんですが、
やはり便の色や形は大切な体からのシグナルであることは間違いないですから「体の不調も同時に起こっている」とか「内視鏡検査や定期検診をほとんどしたことがない」という人は医療機関に相談されてみることをおすすめいたします。
・・・診察した結果がどちらになろうが原因が分かることで不安が解消されたり素早く対処ができますからね。


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