「オナラが臭い!」「オナラが頻繁に出る!」などでお悩みなら・・・ どうにかしたい!「お腹のトラブル」

「オナラが臭い!」「オナラが頻繁に出る!」などでお悩みなら・・・

オナラについて悩んでいる」という人はとても多いですよね?
とはいえ、その悩みが・・・「オナラのニオイなのか?」「オナラの回数なのか?」、はたまた「その両方なのか?」といった具合に人それぞれ困ったポイントが違うでしょうから、今回はオナラについていろいろと取り上げてみたいと思います。


オナラについて


  • オナラ(=腸内のガス)は、「口から入った空気やガス」と「腸内で発生したガス」の2種類から作られている
  • 腸内ガスのほとんどを占める「口から入った空気・ガス」にはニオイは無く、おならのニオイの原因は…ガス全体の3割程度を占めている「腸内で発生したガス」
  • 「腸内で発生したガス」とは…消化された食べ物を腸内細菌が分解する際に作られたもの
  • 「食べ物の分解」によって発生したガス※なので…当たり前ですが、オナラのニオイは食べ物にとても大きく左右されてしまう
    ※「インドールやスカトール・硫化化合物」などのニオイ成分を含んだガス
  • オナラが臭くなりやすい食べ物としては…定番の「お肉(動物性タンパク質)」はもちろん、「玉ねぎ・長ネギ・にんにく・ニラ」などの硫黄成分が多い食品が挙げられる
  • ただ「オナラのニオイの原因にはならないけどオナラの回数が増えてしまう食品」があり…「豆類や根菜類などの食物繊維の豊富な食品」や「乳製品」はガスが発生しやすい食品なので注意…なんですが、健康のためにも必要な食品なので過度に避けるのは良くない
  • 「腸内環境が悪い人」は悪玉菌によってニオイが強くなりがちなので善玉菌を増やしてあげることも重要
  • 食品だけでなく、「定期的に排便ができない人(=便秘気味な人)」も長い時間消化された食べ物が腸に留まり続けることで「ニオイもガスの量も多くなる」ので注意
  • ガスがお腹に溜まって不快な時には、腸に沿ってお腹を「の」の字にマッサージ(バウエルマッサージ)をしてあげると手軽に解消されるのでオススメ
    (→関連記事)
  • とにかく、「食事内容に気を使う」「腸内環境の改善」「運動やマッサージで腸を刺激する」などの日常生活で取り入れられる基本的なことからオナラの悩み対策をしていきましょう

もう少し解説


お腹のトラブルというと・・・下痢や便秘などが思い浮かんでしまいますが、けっこう「オナラが頻繁に出る」とか「ガス溜まりによるお腹のハリ」も大きな問題なんですよね。

そして説明するまでもなく、オナラや便の臭いというものは食べ物に大きく影響されるために「腸内環境を改善させる目的」というだけでなく、「臭いガスを発生させない」ためにも毎日の食事に気を使ってあげることが重要なポイントとなりますよ。

なので、臭いの原因にも腸内環境の悪化にも繋がる「お肉」はご法度な食材・・・とまでは言わないにしても「毎日・毎食お肉を食べてます!」なんて人は少し食生活を見直すようにしましょうね。

それと根菜類とか豆類は「オナラが増える食品」として有名ですが、
これらの食材は食べるメリットのほうが大きいものですので、あまり避けるようなことはしない方が個人的には良いと思いますし・・・

硫黄成分を多く含む野菜である「玉ねぎや長ネギ」や「アブラナ科の野菜(キャベツ・大根・株・ブロッコリー・小松菜など…)」に関しても、お腹のハリがよほど気になるのなら「食べ過ぎはヤメる」程度にして習慣的には食べることが大切ですよ。

さらに、腸内環境を改善させることも「腸内の異常な発酵を避ける」ことや「便秘解消」に繋がるのでオナラのニオイ対策として有効ですので、発酵食品や整腸剤など自分が取り入れやすいアイテムを使ってケアされることをオススメいたします。
(…私の場合は少し面倒くさがり屋なので、日常的に新ビオフェルミンS錠を飲んだり、お腹が苦しい場合にはガスピタンを使ったりしてしまってますが…)



ちなみに、呑気症(どんきしょう)という「無意識に口から空気を飲み込んでしまう人」もおられるので、
もし「食べ物や運動をしてもナカナカお腹のハリが解消されない…」なんて人は呑気症についても一度調べられるのが良いと思います。
(→呑気症について少しだけ触れていた以前の記事)

というわけで皆さんも「オナラの発生を少なくする」ことや「ガスでお腹が張ってしまう前にお腹のマッサージをして自宅や人目につかない所であらかじめ適度に排出してあげる」などのことを心がけて外出中のオナラの悩みを解決していきましょうね。


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