「便秘」と「胃の不快症状」の関係 どうにかしたい!「お腹のトラブル」

「便秘」と「胃の不快症状」の関係

胸やけや胃痛」といった胃のトラブルを日々感じられている方も多いですよね。
そこで今回は「胃の不快症状と腸のトラブルである便秘の関係」を少し取り上げてみたいと思います。

便秘で胃の不快症状が起こる?


  • 胸やけとは胃酸が逆流して食道部分にまでくることで起こる不快症状
  • 胃によるトラブルである「胸やけ」と腸のトラブルである「便秘」には一見関係がなさそうに見えるが深く関係しているケースもある
  • その理由として「便秘によって腸内で食べ物の異常発酵によるガスが多く発生すると胃を圧迫して胃酸が逆流してしまう」ことが挙げられる
  • 「便秘は腸の動きが鈍くなって起こる」ことが多く、便だけでなくガスの排出もされにくいため下腹部のハリや不快感だけでなく、ガス溜まりによる胸やけにも注意
  • 腸を動かすためには「お腹のマッサージ」や「軽い運動」、そして「食物繊維を摂る」ことが腸に刺激を与えるので有効
  • IBSの人は「ストレスの影響が体に出やすい」ことや「自律神経の乱れで腸の動きが止まってしまう」ことで胃にも不快症状があらわれやすい
  • さらにストレスや緊張によって空気を無意識に飲み込んでしまう「呑気症(どんきしょう)」により胸やけや胃もたれ、ゲップなども起こってしまう

便秘と胃の不快症状についてもう少し解説


女性は「もともと食事の量が少ない」ことや「ダイエットで食事制限をしている」だけでなく、女性ホルモンの影響で便秘になりやすいことは知られてますよね。

そして最近では男性でも便秘で悩む人は増えてますし、過敏性腸症候群によって腸が動きにくくなってしまう人もおられるので、便秘は男女問わずかなりの割合で苦しんでいる人が多いと思います。

とはいえ便秘により単純に「便が出ない」という不快症状だけでなく、胸やけやゲップなどにも影響しているとなれば驚きなのではないでしょうか?

便秘と胃の不快症状の関係としては「腸内のガスが溜まってしまう」ことが原因であることが大きくて、確かに腸にガスが多く溜まり過ぎると「お腹のハリだけでなく胃を持ち上げられる様な感覚や吐き気が襲ってくること」は私も経験があるので関連がありそうですよね。

腸内のガスだけでなく、便秘により腸が動きにくくなってしまったことで「腸だけでなく消化活動に関わる部分全体に悪影響が広がってしまう」ことから胃の活動が正常に行われずに胃酸が逆流するケースも考えられるので、単なる便秘だからといって「便が出ないから困った」というだけでなく全身に関わることなので注意したほうが良さそうですよ。
(そもそも便秘は「肌荒れ・冷え性・大腸がん・体臭」など多くの悪影響が知られてますよね。)



さらに「呑気症」については、私も日中に無意識に空気を飲み込んでしまい「ガスやゲップが多く出る」とか「お腹のハリ」などの体験を今までたくさんしてきているので見逃せないことでありまして、この呑気症もストレスなどが影響して発生してしまいます。

ですので、「便秘と胃のトラブルの関係」は・・・
ストレス→腸の動きに悪影響を与える→便秘→胃の不快感」という流れもあれば
ストレス→お腹にガスが溜まる→胃の不快感」ということもあるので
・・・結局「ストレス対策」が大切なんですよね。

なので皆さんも「ストレスに対して強くなって胃腸のトラブルを防いでください!」・・・と言いたいところですが、こんなことはナカナカ実践することが難しいと思うので、まずは「軽い気持ちでストレスを受け流す」ことや「ストレスを溜めないことよりも発散することに目を向ける」ように心がけましょう。

とにかく、脳を含め腸も胃も体はすべて繋がっているので「胃が少し変だから胃のケアをしよう」という対策法だけでなく、心を含めた他の部分のケアにも力を入れられてみることも大切ですよ。


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