腸内環境が悪い人ってどんな人？

「腸内環境が悪くなると便秘や下痢になりやすい」ということは当たり前のように知ってる人が多いと思いますが、便通異常が起こることで体のいろいろな部分(お肌の状態や免疫力…)にも影響してしまうため、「自分の腸内環境を知る」ことはとても大切ですよね。

そこで腸内環境が悪化しやすい人の特徴について今回は取り上げてみたいと思います。

腸内環境が悪くなりやすい人について

• 年をとるとどうしても腸内環境は悪化しやすくなってしまう
• 加齢による腸内環境悪化は…お年寄りは腸の活動が大人しくなってしまいやすい上に、お腹の筋力が弱ったり、食事を若い人よりも多く摂れないことで便秘が起こりやすいため
• 若い人でも「ストレスを感じやすい人」や「お肉中心の食生活の人」「太っている人」は腸内環境が人が多い
• 「腸内環境が良い人」は全身の健康も良好である人が多い上に、美容に関心の高い傾向があるので、実際の見た目も実年齢よりも若く見えることがよくある
• 「便が出にくい」「排便してもスッキリしない」「トイレの時間が不規則」「便が硬くて黒い状態」「便やオナラがクサイ」人は便秘で腸内環境が悪くなっている可能性が高い
• 「すぐにイライラ・クヨクヨしてしまう」「睡眠不足になりがち」「先のことは悪い方に考えてしまう」などの人はストレスからくる便秘によって腸内環境が悪化しているかも
• 「太り気味」「運動不足」「食生活が乱れている(食事内容や食事時間)」「タバコ・お酒が欠かせない」なんて人は生活習慣の悪さから腸内環境が悪化してるかも
• 「心と体の健康」と「腸内環境」は双方向に関係しているのでしっかりとケアすることが大切

腸内環境の悪化についてもう少し解説

上に挙げたような「腸内環境が悪い人の特徴」は・・・皆さんもなんとなく想像が付いたようなことなのではないでしょうか？

そしてやはり、便秘は食べたものがずっと腸内に留まってしまうことから腸内環境の悪化の直接原因なので、便秘にならないような体づくり(ウォーキングや腹筋運動)やお肉を控えて発酵食品や食物繊維などを積極的に食べることはかなり手っ取り早い対策法となります。

さらに筋力低下や食事以外の便秘の原因である「ストレス」は・・・「できるだけストレスを溜めないようにしましょう」といってもこれを実行するのはかなり難しいところだとは思います。
(ストレスから便通異常が起こる「過敏性腸症候群」で長年悩んでいる私も「ストレスとの付き合い方の難しさ」は強く実感していますので…)

ですので「ストレスを解消しよう！」と意気込むのではなく、「自分の好きなことを思いっきり楽しむ時間を作る」ことでも良いですし、散歩やウォーキング・ジョギングは「自律神経のバランスを整えた上に運動によるお腹への刺激で便秘も解消も期待できる」のでオススメですよ。

ということは、「有酸素運動を趣味にしてしまう」のが一番手っ取り早い・・・気もしますけど「自分に無理をしてでも趣味にする」なんてことは逆効果なので、ヨガでもカラオケで歌うなんてことでもストレスにもお腹にも良いので自分の好きな発散方法を探してみてくださいね。



ちなみに「腸を刺激して排便をしやすくする便秘薬」は薬の効果に慣れてしまって癖になることがあるので、本当にツラい便秘の時にしか使わないようにしましょう。
このような便秘薬で一時的に解消するのではなくて、基本の対策法である食事や運動のほうが便秘の根本的な解決に繋がりやすいですよ。