「薬とサプリメントの違い」とは? どうにかしたい!「お腹のトラブル」

「薬とサプリメントの違い」とは?

ドラッグストアでならば市販薬もサプリメントも手軽に購入できますよね。
そこで、もちろん・・・「薬とサプリが全く同じものだ。」と思っている人はおられないでしょうが、少し「薬とサプリの違い」について取り上げてみたいと思います。

「薬とサプリの違い」についてのポイント


  • 「薬」は症状を緩和させたり治療に使われ、「サプリメント」は栄養の補助などにより体質を整えて症状の予防をするためのもの
  • 薬は短時間で特定の症状に作用してくれるが、サプリはゆっくりと作用する
  • 薬の成分は体から見れば異物なので副作用が出るケースがあり、サプリは(一般的には)副作用が少ない
  • サプリは安全性が高いからといっても「薬と一緒に服用することで思わぬ副作用が出る」ケースもあるので、処方されたお薬を習慣的に服用している人はお医者さんに聞いてみることが大切
    (同じような目的のために薬とサプリを服用する場合は特に)
  • 薬の製造・販売は厳しい審査があり資格が必要だが、サプリは食品として取り扱われるのでそのようなものはない
  • 食品であるサプリは効能をうたってはいけないが、一定の栄養素が入っている商品には「栄養素が与える効果」を表示してもいいことになっている
  • ちなみに最近お茶やガムなどに多い「トクホ商品」は、審査を通ることで「認められた効果はうたっていい」ことになっている

薬のサプリについてもう少し解説


この記事を読まれている人のほとんどが「薬」と「サプリメント」の違いはなんとなくは知っておられると思います。
薬はお医者さんで処方されるにしてもドラッグストアで購入するにしても「特定の症状を緩和させるため(「下痢止め」とか「解熱」など)に服用する」こととなり、「服用量」や「服用目的」がしっかりと明記されていて、私達はそれに従って飲むことで対策をしてくことができますよね。

ですがサプリメントはざっくりと言ってしまえば「食品」なので、「○○に効く!」とかをうたって販売をしてはいけません。

なのでサプリメントのパッケージや紹介サイトでは「単純な栄養素」や「ボンヤリとしたキャッチコピー的な説明」などが多くなっているのをよく見かけた経験が皆さんもあるのではないでしょうか?

とにかくお薬に関して言えば、厳しい審査を通過した市販薬やお医者さんによるプロの判断で処方されたお薬が私達の手元に届くので、薬選びにはそこまで神経を尖らせる必要はないと個人的には感じています。
・・・が、あくまでも食品であるサプリはかなり慎重に商品を選ばないといけないので実際に服用している人の声や評判(ネットのレビューは真偽の判断がかなり難しいところですけど…)、製造メーカーの信頼性価格などを考えて購入することをおすすめします。
(いかにもダイエットに効きそうなサプリが単なる下剤のような商品だったなんてこともあるので注意。)



ちなみに「サプリメントは栄養の補助的な作用が中心の商品だからたくさん飲んでも大丈夫そう」なんて思ってしまう人もいるかもしれませんが、お薬と同時に服用することで「効果を弱めたり、逆に効き目を強くしすぎる」ケースがあるのでお気をつけくださいね。

特に血糖値を下げるお薬とそのような作用のサプリを併用すると低血糖状態にまでなってしまうこともあるで、サプリメントといえどもお医者さんにしっかりつ伝えるか、指定されたお薬だけの服用に切り替えましょう。


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