「子供の過敏性腸症候群」と心療内科 どうにかしたい!「お腹のトラブル」

「子供の過敏性腸症候群」と心療内科

過敏性腸症候群は「男女問わず」「年齢問わず」悩んでいる人が多い病気ですよね。
そこで「子供と過敏性腸症候群」について取り上げてみたいと思います。

子供とIBSについて


  • 大人だけでなく子供もストレスによりIBS症状を感じているケースが増えている
  • 子供は自分の心の状態を上手く表に出せないので周りに伝わりにくい
  • ストレスにより体の不調(下痢や便秘、食欲がない、睡眠不足など)があるのならば、まずはかかりつけのお医者さんで良いので診察してもらう
  • かかりつけのお医者さんの診察により、心の問題から体の不調が続く(心身症である)と判断されたら紹介された専門の病院で診てもらう必要がある
  • 専門の病院では「子供自身へのカウンセリング」や「家族への子供の接し方の指導」などがされる
  • 子供への治療にお薬は積極的には使用されない事が多い
  • 子供の頃の大きなストレスやツライ体験は大人になってから心身症を発症するケースがあるので、親御さんは子供のストレスを素早く察してあげることが大切

もう少し解説


過敏性腸症候群
という病名はかなり一般的なものとなってきましたが、それだけ有名になったということは幅広い年代で悩んでいる人が多いということですよね。

ですので自分の子供が「ストレスによって便通異常が起こる過敏性腸症候群」だけでなく、いろいろな症状が体にあらわれているのもそれほど稀なケースではないということになります。

親御さんからすると子供の健康状態や心の状態に日々目を光らせているとは思いますが、多少体調が悪いような感じでも「まさかストレスが問題ではないだろう」とすぐに判断してしまうのではなく、まずはかかりつけのお医者さんで良いので気軽に相談してみることをオススメしますね。

そこで様々な不調の原因を診察して、ストレスなどの心から体に悪い影響を与えているという判断がなされれば専門機関が紹介されるという流れになることがあると思います。

最近では子供の心身症治療のための病院もありますので、より有効な治療が望めますが・・・治療方法としては成長途中の子供であるので基本的にはお薬などで治療をするというよりもカウンセリングが中心になります。

そしてカウンセリングは、家族の目の前では話せないようなんことを聞くためにも「子供だけ」で行われることがあり、さらに「親のストレスや子育てでの悩みは子供に伝わりやすい」ことから「親御さんなどの家族だけ」でも日々の生活についてのアドバイスがなされるような治療になるようですね。

とにかく親からすると「自分の子供に限ってそんなことはない…」という思いから対処が遅れてしまうケースもありますので、できるだけ異変を感じたら「何気ない子供の訴えをしっかりと聞いてあげたり」、「お医者さんに相談する」など早めに行動されることをオススメします。



実際に、子供が成長をして大人になった時に過去のストレスが体にあらわれることもあるので、成長期に伸び伸びと生活させてあげる環境づくり心と体の健康状態を把握して素早く対処してあげて将来的なリスクにも備えておきましょうね。


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