腸内環境は「運動」で整えるのが大事 どうにかしたい!「お腹のトラブル」

腸内環境は「運動」で整えるのが大事

腸内環境を整える方法としては「食べ物に気を使う」ことが基本ですよね。
とはいえ「腸に良い食事をしていれば腸内環境ケアは完璧か?」と言えば必ずしもそうではないことがあるので、そのことについて少し紹介してみたいと思います。

食事だけでなく「運動で腸内環境を整える」


  • 腸内環境を整えるためには食事内容だけでなく運動も大切
  • 運動によって腹筋が鍛えられると「便を押し出す力」が強くなり、便秘の解消効果がある
  • 便秘を解消することで、便がいつまでも腸に留まらず「悪玉菌の増殖」を防いで腸内環境が改善しやすくなる
  • 便を押し出す力を鍛えるには腹筋運動はもちろん「歩くこと」でも鍛えられるので、「ひと駅先まで歩く」とか「階段を意識的に使う」といった行動を習慣化すると日常生活に組み込みやすいのでオススメ
  • 運動する時間がナカナカ取れない人は、「意識的に深い呼吸をする腹式呼吸」をしたり、「歩く時・立っている時・座っている時の姿勢に気を使う」だけでも腹筋は鍛えられる
  • 歪んだ姿勢も内臓に負荷がかかり腸の動きが鈍くなる原因となるので、猫背など姿勢の悪い人や「いつもカバンを片方側の肩で持っている人」は注意

運動と腸内環境についてもう少し解説


腸内環境を整えるための食事といえば、発酵食品食物繊維・オリゴ糖などがすぐに思いつくと思います。

とはいえこれらの食べ物によって善玉菌が増えやすくなったり便が出やすい状態になったとしても、「便を押し出す力」が弱ければけっきょく便秘になってしまいますよね?

そして便秘によって腸内にずっと便がたまり続ければ悪玉菌がどんどんと増えて腸内環境が悪くなるだけでなくガンの原因ともなりえるので、食事内容に気を使うだけでなく腹筋を鍛えてあげることも大切ですよ。

特に女性やお子さまの便秘の原因は「便を押し出す力が弱い」ことで起こるケースがとても多いので特に実践されるように心がけましょうね。

ですが、「便秘解消のために腹筋運動をしましょう!」と言っても、実行するのが難しい上に長続きしないと思うので、会社や学校・待ち合わせ場所などの「目的地にある駅からひとつ手前で降りて歩いてみる」とか「エレベーター・エスカレーターを使わないで階段を使ってみる」なんてぐらいのことならば生活に組み込んで運動ができるのではないでしょうか。

それに歩くだけでなく、腹筋は「腹式呼吸」や「椅子に腰掛けて足を腿(もも)から持ち上げる」という動作でも鍛えられますし、「ただ背筋をピンと伸ばす」だけでも効果的なので自分が長続きしそうな運動や生活習慣を実行されれば良いと思いますよ。

・・・最近ではこんなトレーニング器具も話題ですけどね♪


とにかく私を含めた過敏性腸症候群のようにストレスによって下痢や便秘症状が習慣化してしまう人だと、どうしても腸内環境は悪化しやすくなってしまいます。

ですので「普通の人」・・・というとちょっと語弊がありますが、「下痢や便秘なんてほとんどしないような快便生活をおくられている人」より「自分は腸内環境が悪くなりやすいんだ」ということを自覚して食事や運動を組み合わせてケアしていきましょうね。

・・・ちなみに下痢の人でも腹筋を鍛えることで「弱っていた腸の運動機能が回復して便通異常が改善する」ケースがありますし、なにより「歩く動作」などのリズム運動はストレス解消にも良いですのでIBS下痢型の人でも上に紹介したようなことは積極的にしてみることをオススメします。


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