コーヒーやお酒でお腹がユルくなる? どうにかしたい!「お腹のトラブル」

コーヒーやお酒でお腹がユルくなる?

コーヒーやアルコールを飲むと下痢をしてしまうのでニガテ…」なんて人も少なからずおられると思います。
そこで「これらの飲み物とお腹の関係」について調べてみました。

「コーヒーやお酒」と「便の状態」の関係


  • コーヒーのカフェインは「胃腸の活動を停滞させる交感神経」を活発にさせる作用があるので消化不良を引き起こして下痢になることがある
  • コーヒー自体が体を冷やす飲み物なので、内臓の冷えから下痢となるケースも考えられる
  • 体質的にカフェインが合わなくて下痢をしてしまう人もいる
  • カフェオレ系のコーヒーを飲んで下痢になる人は「ミルクや糖分」が原因で下痢をしてしまっているのかも
  • ただ、コーヒーに含まれている「タンニン」は便秘の原因ともなる
  • 大量のアルコールは小腸の動きを活発にさせたり胃腸を粘膜を傷付ける作用があるので「下痢症状が出ないぐらいの自分の適量を知ることが大切」
  • お酒の量だけでなく、おつまみとなる食べ物には下痢になりやすい食べ物が多いので注意
  • 体質的な個人差があるが、コーヒーやアルコールでお腹がゆるくなるからといって「便秘対策としてコーヒーやお酒を利用する」ことは良くない
    (利尿作用があって水分不足になりやすいため)
  • 夏場に汗などをかいて行う水分補給も「お水や麦茶などのカフェインが含まれていない飲み物」にしましょう

コーヒーやお酒についてもう少し解説


コーヒーとかお酒は大好きな人からすると毎日欠かせないものですよね。

私もコーヒーは大好きで毎朝飲んでしまってますが、なんとなく経験的に「コーヒーの香りを嗅ぐと便意がもよおしてくる」というような印象は前々から持っていました。

とはいえ私が調べた範囲ですと・・・
コーヒーに含まれているカフェインには腸の動きを活発にさせるような作用はない!」という意見と「カフェインは腸を刺激して便秘解消になる!」なんて意見がそれぞれあるので、結局のところ「自分の体質次第」ということになりそうですね。
(コーヒー以外の緑茶や紅茶、エナジードリンクなどのカフェインを含む飲み物でも下痢をしてしまうのならカフェインが原因の可能性は高いのでしょうが…)

ただ確実に言えることは、あくまでもコーヒーは嗜好品なので普通のお水のように水分補給のためにガブガブと飲んでしまうというのは、下痢をしてしまうとか以前の問題でカフェインの過剰摂取により体にはあまり良くないので控えることをオススメします。

それと便秘解消のために水分をできるだけ摂りたい場合には利尿作用のあるカフェインを含む飲み物は、飲めば飲むほど体から水分が出ていってしまうのでご注意くださいね。

その上、コーヒーや緑茶に含まれるタンニンは便秘の原因(あくまで飲み過ぎたらのお話です。)ともなり、「便秘対策でコーヒーを飲んでいたら便秘が悪化してしまった」なんてことも考えられるので便秘は「普通のお水」と「腸内環境を整えて便を柔らかくする食品」で対策していきましょう。

アルコールに関しては小腸の消化吸収を弱めたり腸を刺激するので、飲んでいて下痢になる人はいても便秘になるという人はあまりおられないと思います。

それにお酒は唐揚げなどの脂物をおつまみにしたり、アルコールの作用で食欲が増進して食べ過ぎて下痢をするケースもあるので「お腹の弱い人へのアルコールは大敵」ということになります。
 ・・・まぁ、過敏性腸症候群などで長年下痢症状で悩んでいる方からすると「お酒の飲み過ぎは良くない」なんて当たり前のお話でしたね。



とにかくコーヒーやアルコールは「ストレス解消や気分転換」として飲むのは良いですが、「便秘解消してみよう」とかの目的では飲むべきではなく、下痢にならない程度の自分の許容量を知って飲むことが大切ですよ。


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