ダイエット中でもないのに「痩せてしまう」場合は… どうにかしたい!「お腹のトラブル」

ダイエット中でもないのに「痩せてしまう」場合は…

痩せる」という言葉を聞くと良いイメージを持っている人がほとんどだと思います。
とはいえ「痩せようとして痩せる」ことと「痩せてしまう」ことでは大きく違いますよね?
そこで「体重の減少」について紹介したいと思います。

痩せてしまうことについて


  • 自分から「食事制限や運動」を特に意識していないのに痩せてしまうのは危険信号
  • 消化に関わる内臓の疾患によって「食欲が無くなったり」、「下痢・便秘症状」が起こり痩せてしまうことがある
  • 内臓疾患だけでなく、「太ることへの恐怖心」から摂食障害(拒食症)となる精神的な問題を抱えている人もいる
  • 過敏性腸症候群による体重減少はない」とよく言われているが、IBSによる体重減少も十分考えられる
  • 糖尿病が進行することでも体重が減ってしまう
  • その他にも消化器官が栄養を吸収しにくい状態になったり、パセドウ病などの「甲状腺機能亢進症」により体の新陳代謝が活発になり痩せてしまう病気もある
  • いわゆる「標準体重」よりも2割ぐらいの体重減少がある人は注意

体重減少についてもう少し解説


「体重が減ることは良いこと」という風に私達はすり込まれているのでどんどんと体重が減っていくと嬉しいと感じる人も多いと思います。
体重の減少

とはいえ体重を減らそうとしてないのに減ってしまう場合には、内臓疾患や「うつ」「拒食症」などの問題が潜んでいることがあるので一概に喜んではいられないこととも言えますよね。

精神的な問題であるのならば周りの人が気がつくこともあるでしょうけど、内臓疾患は自分でも気がつくことが少ないので体重が減ることが体からの重要なシグナルとなります。

ちなみに私は過敏性腸症候群の下痢型症状と長年付き合っておりますが、今までで「体重の減少」はありました

ナゼ過敏性腸症候群で痩せてしまうのかは過去の記事(過敏性腸症候群で栄養失調になるの?)でも書きましたが、私の場合ですと「お腹を壊すことへの恐怖心から食事量がかなり減ってしまった」ことと、小腸の動きがIBSの影響で異常を起こし「栄養吸収機能も弱く」なっていたのかなぁ・・・とは感じていますね。

ちなみに「甲状腺ホルモン」が多く分泌されることで体のエネルギーをどんどん消費してしまう甲状腺機能亢進症は若い女性に多い病気なので「汗をよくかく」とか「常に動悸や息切れをしている」という方はしっかりと検査されることをおすすめします。

糖尿病に関しては、症状が進行すると「全身の細胞にブドウ糖を届けるインスリン」の分泌が弱くなり、ブドウ糖の代わりに脂肪や筋肉のエネルギーを使って活動しようとすることで痩せてしまうメカニズムのようですよ。

・・・というわけでこのサイトは過敏性腸症候群を中心に関して取り上げているので、その他の病気に関してあまり詳しくは紹介はできませんのでこのへんにしておきますね。(知識が無くてスイマセン)

もちろん自分では意識していなくても「生活習慣の変化でゆっくりと体重が減っていた」なんてケースもありますので「体重が減ったからなにかの病気だ」と決めつけて心配をし過ぎてしまう必要はないにしても、「痩せたいと思ってないのに痩せる」とか「太れない」、「急激に体重が減った」という人は一応ご注意くださいね。


0 件のコメント: