子供用の下痢止め処方薬:「ロペミン小児用細粒」
お子様が下痢になってしまった場合、「体力が失われてしまうこと」や「脱水症状」などのことを考えるとすぐにでも対策してあげたいですよね。
そこでお医者さんで処方される「ロペミン小児用細粒」についてのご紹介したいと思います。
過敏性腸症候群の人やお腹が弱い人の間ではよく利用されている処方薬の「ロペミン」は下痢を止める効果が強いことで有名ですよね。
子供用のロペミンである「ロペミン小児用細粒」は子供が飲みやすいように薬の形や味が工夫されているとはいえ、大人が飲んでいるものと同じ成分なので服用にはある程度注意が必要だと思います。
特に急に下痢症状に襲われたときに「下痢の原因はなにか?」ということを知ることがとっても大切で、もし食あたりなどで体が悪いものを外に出そうとしている防衛反応としての下痢だとしたらロペミンによって下痢を止めることは大変危険なので避けなければなりません。
・・・とはいえこちらの「ロペミン小児用細粒」はお医者さんの診断のもとで処方されるお薬なので、その判断によって服用して良いとされているのならば服用自体には問題はないと思います。
もちろん、便秘になることを避けるためにも下痢が止まった場合にはすぐに服用を止めることが大切ですよ。
それにしても当たり前ですが、大人のロペミンですと「1日にロペラミド塩酸塩1mgを2回まで」服用できることを考えると、子供用の服用量の目安は「体重1kgあたり、ロペラミド塩酸塩0.02~0.04mgを2~3回」とかなり少なくなっているんですね。
それだけ薬の効果が出やすく服用量には気を使う必要がありますので、下痢で苦しんでいるからといってロペラミド塩酸塩が入った「市販のお薬」を子供に与えるというのはヤメましょう。
ちなみに下痢をしている時には体の水分がどんどん失われている状態なので「常温のお水やスポーツドリンク」を、さらにひどい下痢の場合には「あまり具材の入っていないスープやお味噌汁」などで水分補給や塩分をお忘れなく。
そこでお医者さんで処方される「ロペミン小児用細粒」についてのご紹介したいと思います。
ロペミン小児用細粒のポイント
- 下痢止めとして効果が高めな「ロペラミド塩酸塩」が入った下痢止め
- ロペラミド塩酸塩により腸の運動を弱めたり、腸が水分を吸収する量を増やして下痢症状を緩和してくれる
- 6ヶ月以上のお子様用。お薬は1包あたり0.2g入っていて、ロペラミド塩酸塩自体は0.1mg配合(0.05%)
- 配合されている成分は大人用と同じだが、細粒状(粉状)で飲みやすくなっているお薬
- 大人が飲むロペミンとは「形状と服用量」が違うだけで副作用も同様(腹痛や便秘、眠気など…)なので注意
- 服用量は子供の体重や症状によって変わってくるので必ずお医者さんの指示を守りましょう
- 食あたりや感染症による下痢には絶対に使用してはいけない
ロペミン小児用細粒についてもう少し解説
過敏性腸症候群の人やお腹が弱い人の間ではよく利用されている処方薬の「ロペミン」は下痢を止める効果が強いことで有名ですよね。
子供用のロペミンである「ロペミン小児用細粒」は子供が飲みやすいように薬の形や味が工夫されているとはいえ、大人が飲んでいるものと同じ成分なので服用にはある程度注意が必要だと思います。
特に急に下痢症状に襲われたときに「下痢の原因はなにか?」ということを知ることがとっても大切で、もし食あたりなどで体が悪いものを外に出そうとしている防衛反応としての下痢だとしたらロペミンによって下痢を止めることは大変危険なので避けなければなりません。
・・・とはいえこちらの「ロペミン小児用細粒」はお医者さんの診断のもとで処方されるお薬なので、その判断によって服用して良いとされているのならば服用自体には問題はないと思います。
もちろん、便秘になることを避けるためにも下痢が止まった場合にはすぐに服用を止めることが大切ですよ。
それにしても当たり前ですが、大人のロペミンですと「1日にロペラミド塩酸塩1mgを2回まで」服用できることを考えると、子供用の服用量の目安は「体重1kgあたり、ロペラミド塩酸塩0.02~0.04mgを2~3回」とかなり少なくなっているんですね。
それだけ薬の効果が出やすく服用量には気を使う必要がありますので、下痢で苦しんでいるからといってロペラミド塩酸塩が入った「市販のお薬」を子供に与えるというのはヤメましょう。
ちなみに下痢をしている時には体の水分がどんどん失われている状態なので「常温のお水やスポーツドリンク」を、さらにひどい下痢の場合には「あまり具材の入っていないスープやお味噌汁」などで水分補給や塩分をお忘れなく。