痛みを感じにくいイボ痔「内痔核」
過敏性腸症候群による便通異常が長く続くとどうしても肛門に負担がかかり「痔」になってしまう人が多いんですよね。
というわけで痔のひとつである「イボ痔」・・・のさらにその中のひとつである「内痔核」について紹介したいと思います。
以前に外痔核についての記事は書きましたが、内痔核も外痔核と同様の「痔核(イボ痔)」ということになります。
外痔核との大きな違いは「痛みがあるかどうか?」というところで、内痔核は神経のない粘膜にできるため外痔核のような痛みは感じないケースが多いようですね。
とはいえ内痔核が強い炎症を起こしていたり、進行して常にイボが飛び出してしまうような状態にまでなると、痛みを感じてしまうので注意が必要です。
そして排便時に血便があるとすぐに「重大な病気で内臓のどこかから出血してるかもしれない」と不安になってしまいがちですが、真っ赤な「鮮血」で排便時にイボの存在がなんとなく感じられれば内痔核である可能性がとても高いのではないかと個人的には感じていますね。
もちろん長く血便が続く場合にはしっかりとした検査が必要ですし、内痔核に関しても悪化する前に早めにお医者さんに相談することはとっても良い選択だとは思いますよ。
診察してもらっても「内痔核なのですぐに手術」というケースはまずないので、始めは軟膏や座薬などを処方される程度だと思いますが、処方されたお薬にしても市販の痔対策薬だとしても出血や痒み、痛みなどの症状を鎮めるだけなので「痔になりにくい生活」を心がけて痔の根本対策をしましょう。
その生活とは・・・
外痔核の記事でも書いたような気がしますが、「座り続けたり立ち続けたりという同じ態勢でいない」ことや「軽い運動やお風呂で血行を良くする」、そして「便秘対策をして力を入れて排便する必要がないようにする」ことが大切です。
そして重いものを持ち上げたり、ゴルフなどの一瞬だけ力を込めるようなスポーツは肛門に負担がかかるので控えましょうね。
ちなみに内痔核が排便によって飛び出してしまったというケースでは、軟膏を付けた指などでできるだけイボを押し戻してあげてください・・・イボが出たままだと肛門括約筋にイボが挟まってうっ血してしまいますので。
過敏性腸症候群で毎日のように便通異常を繰り返していると「強いイキミ」はもちろん、硬かったり勢い良く出る水様便などの「便の状態」によって肛門に負担がかなりかかる人が多いので、IBS症状がある人は痔の症状が全く出てない頃からでも痔にならない生活をしっかりと実践していきましょうね。
というわけで痔のひとつである「イボ痔」・・・のさらにその中のひとつである「内痔核」について紹介したいと思います。
内痔核についてのポイント
- 痔核(イボ痔)ができる原因は「強いイキミによるうっ血」
- 内痔核と外痔核との違いはイボのできる場所
- イボからの出血で「血便」や「便器に血が落ちる」、「トイレットペーパーに鮮血が付く」ということがあるが内痔核ではあまり痛みを感じることはない
- 内痔核が痛みを感じないのは、肛門内部の粘膜にできるイボだから
- 排便時に出血してしまうのはイキムことでイボが膨らみ、その部分が便と擦れるため
- 内痔核が悪化するとイボが常に飛び出した状態となり、それにより激しい痛みを感じることはある
- 排便時に異物感があったり、飛び出したイボにより「残便感」や「違和感」を感じることがある
- 飛び出したイボは痛みがないのならば排便後に優しく押し戻した方が良い、その際に「軟膏を使ったり」、「お湯などで肛門を温める」と中に戻りやすい
- 「出血が多少あるぐらいの痔になりかけ」という段階では血管を収縮させる軟膏などで対処できる
- 痔用の処方薬・市販薬は症状を緩和するものなので「日常で痔にならない生活をする」ことが大切
- ヒドく悪化してしまい手術をする際には、「肛門の機能」や「体への負担」を一番に考えて「痔核を取り除くものと」「痔核を小さくする」手術がされる
内痔核についてもう少し解説
以前に外痔核についての記事は書きましたが、内痔核も外痔核と同様の「痔核(イボ痔)」ということになります。
外痔核との大きな違いは「痛みがあるかどうか?」というところで、内痔核は神経のない粘膜にできるため外痔核のような痛みは感じないケースが多いようですね。
とはいえ内痔核が強い炎症を起こしていたり、進行して常にイボが飛び出してしまうような状態にまでなると、痛みを感じてしまうので注意が必要です。
そして排便時に血便があるとすぐに「重大な病気で内臓のどこかから出血してるかもしれない」と不安になってしまいがちですが、真っ赤な「鮮血」で排便時にイボの存在がなんとなく感じられれば内痔核である可能性がとても高いのではないかと個人的には感じていますね。
もちろん長く血便が続く場合にはしっかりとした検査が必要ですし、内痔核に関しても悪化する前に早めにお医者さんに相談することはとっても良い選択だとは思いますよ。
診察してもらっても「内痔核なのですぐに手術」というケースはまずないので、始めは軟膏や座薬などを処方される程度だと思いますが、処方されたお薬にしても市販の痔対策薬だとしても出血や痒み、痛みなどの症状を鎮めるだけなので「痔になりにくい生活」を心がけて痔の根本対策をしましょう。
その生活とは・・・
外痔核の記事でも書いたような気がしますが、「座り続けたり立ち続けたりという同じ態勢でいない」ことや「軽い運動やお風呂で血行を良くする」、そして「便秘対策をして力を入れて排便する必要がないようにする」ことが大切です。
そして重いものを持ち上げたり、ゴルフなどの一瞬だけ力を込めるようなスポーツは肛門に負担がかかるので控えましょうね。
ちなみに内痔核が排便によって飛び出してしまったというケースでは、軟膏を付けた指などでできるだけイボを押し戻してあげてください・・・イボが出たままだと肛門括約筋にイボが挟まってうっ血してしまいますので。
過敏性腸症候群で毎日のように便通異常を繰り返していると「強いイキミ」はもちろん、硬かったり勢い良く出る水様便などの「便の状態」によって肛門に負担がかなりかかる人が多いので、IBS症状がある人は痔の症状が全く出てない頃からでも痔にならない生活をしっかりと実践していきましょうね。