子供便秘はお医者さんでどんな治療がなされるのか？

子供が便秘で苦しんでいたら、お医者さんに相談してすぐにでも治療させてあげたいですよね？
そこで「子供の便秘を解決するためにお医者さんに相談した場合にはどんな治療がなされるのか」について紹介してみたいと思います。

子供便秘の治療内容について

• 子供は「食物繊維不足」や「腹筋が弱い」、「ストレスの影響を受けやすい」ことで便秘が比較的起こりやすいので、いきなりお薬で治療をするケースは少ない
• 排便回数によって便秘と判断する明確な基準はないが「1週間に2回ぐらいしか排便がなく、腹痛やお腹のハリを感じている」のならば便秘対策が必要
• 子供の排便回数が少ない時にはお医者さんに行くよりもまず自宅での「お腹のマッサージ」がおすすめ
  (仰向けに寝かせて時計回りにお腹をさする)
• 下剤を使うことで「下剤の習慣化」や「便秘がヒドくなる」ケースもあるが、「痛みを我慢させてまで下剤を絶対に使用しない」ということはせずにお医者さんに相談した上でお薬を使っていった方が良い
• 使用後に数分で効果が出る「浣腸」は、上手く使えば1週間ほどで便秘グセが治るケースもある
• 子供でも使用できる副作用が少ない処方薬としては、腸を刺激する「ラキソベロン液」や、便を柔らかくする「モニラックシロップ」などがある
• 薬で便秘症状を抑えるだけでなく、親御さんが食事やストレスなどに気を使って根本から便秘解消をサポートしてあげましょう
• トイレトレーニングを適切に行うことや、幼稚園生・小学生ぐらいに規則正しい排便習慣を身につけさせることも便秘対策には大切

子供便秘の治療法についてもう少し解説

親御さんからすると、赤ちゃんや小学校の低学年ぐらいのお子さまの便秘はかなり不安になってしまいますよね？

特に3歳ぐらいまでは排便回数は比較的多い傾向があるので、その時に便が出ずに苦しんでいる様子を見ると心配してしまいながらもお薬はあまり使いたくないと感じている方も多いと思います。

もちろんお医者さんに相談する前に子供のお腹を時計回りにマッサージするだけでもけっこう効果的ですが、少しでも心配が残るのならば病院で適切な対応やお薬の処方をしてもらうと便秘グセが治ることもあるのでオススメです。

お医者さんではスグに薬の処方がされるケースだけでなく、単純にマッサージや肛門の刺激などで対応してくることもあるので、診察前にはしっかりと子供のお腹の状態説明ができるようにしておきましょうね。

そして便秘解消に下剤が必要だと判断されれば副作用が少ないラキソベロンなどが処方されます・・・が、これはプロのお医者さんの判断により処方されるお薬は変わってくるのでそれに従えば良いと思います。

もちろん、お薬で一時的に便秘が無くなっても生活習慣がそのままならば必ず便秘は起こってしまうので、親御さんが「便秘をしないような体作り」や「トイレ嫌いにならない」ように食事面や生活面でサポートしてあげてくださいね。

なのでトイレトレーニングによって「楽しく排便できるような環境づくり」をしたり、小学校低学年ぐらいならば「起床後にお水を飲ませたり、朝はゆっくりと朝食後に排便できる時間を確保してあげる」ことが大切ですよ。

とにかく「子供の便秘にはゼッタイ薬を使わない」ということではなく、子供の状態に合わせて臨機応変に対処してあげましょうね。