腹痛対策のためのお薬:「ブスコパン」
直接的に下痢症状改善をうたっているお薬ではありませんが、飲み過ぎ食べ過ぎによる胃痛や下痢による腹痛対策として有効な「ブスコパンシリーズ」についてのご紹介したいと思います。
「ブスコパン」といえば、胃の痛みを和らげるために飲んでおられる方が多いお薬という印象がありますよね。
とはいえ「内臓の動きを活発にする副交感神経」を抑えることができるお薬ならば「自律神経の乱れで下痢をしてしまう過敏性腸症候群でもしっかりと作用してくれるのではないのか?」ということで取り上げてみました。
ですが市販されているブスコパンは胃痛や胸焼けなどの症状対策用のお薬ということになっているので、わざわざ過敏性腸症候群の下痢対策として服用するというのは少し邪道なのかもしれませんね。
もちろん腹痛対策としてならば昔から定評のあるお薬なので痛みがあるときに服用して対処していくことが大切ですが、「ロートエキス」が含まれているお薬との飲み合わせは禁止されているので「下痢止めとしてストッパを飲んでから、痛み止めとしてブスコパンを飲む」なんてことはしてはいけませのでご注意ください。
価格的にも毎日継続的に飲むようなお薬ではないので20錠入って1200円ぐらいならば常備薬として買っておく分には良いのではないでしょうか。
ちなみに佐藤製薬からも「ブチスコミン」という同成分の市販薬が販売されているので値段や好みによってこちらのを購入しても良さそうですよ。
ブスコパンについてのポイント
- ブスコパンは主成分「ブチルスコポラミン臭化物」により胃腸の過剰な運動を抑えて痛み和らげてくれる抗コリン剤
- エスエス製薬から発売されている市販のブスコパンシリーズは「ブスコパンA錠」と「ブスコパンMカプセル」の2つ
- ブスコパンMカプセルには上の主成分以外に、胃酸を中和してくれる成分がプラスされている
- ブスコパンA錠・Mカプセル共に15歳から服用できて、「1錠ずつ、4時間以上の間隔を空けて1日3回まで」
- 処方薬としての「ブスコパン錠10mg」もあり、主成分は同じ
- 副交感神経の働きを抑えることで腸の痙攣対策にもなるので過敏性腸症候群の症状を抑えるお薬として処方されるケースがある
- 服用後30分ほどで効果があらわれる
- 「ストッパ下痢止め」に含まれているロートエキスも同様の抗コリン作用があるので同時に服用することは避ける
ブスコパンについてもう少し解説
「ブスコパン」といえば、胃の痛みを和らげるために飲んでおられる方が多いお薬という印象がありますよね。
とはいえ「内臓の動きを活発にする副交感神経」を抑えることができるお薬ならば「自律神経の乱れで下痢をしてしまう過敏性腸症候群でもしっかりと作用してくれるのではないのか?」ということで取り上げてみました。
ですが市販されているブスコパンは胃痛や胸焼けなどの症状対策用のお薬ということになっているので、わざわざ過敏性腸症候群の下痢対策として服用するというのは少し邪道なのかもしれませんね。
もちろん腹痛対策としてならば昔から定評のあるお薬なので痛みがあるときに服用して対処していくことが大切ですが、「ロートエキス」が含まれているお薬との飲み合わせは禁止されているので「下痢止めとしてストッパを飲んでから、痛み止めとしてブスコパンを飲む」なんてことはしてはいけませのでご注意ください。
価格的にも毎日継続的に飲むようなお薬ではないので20錠入って1200円ぐらいならば常備薬として買っておく分には良いのではないでしょうか。
ちなみに佐藤製薬からも「ブチスコミン」という同成分の市販薬が販売されているので値段や好みによってこちらのを購入しても良さそうですよ。