ビタミン配合の下痢止め:「ピタリット」 どうにかしたい!「お腹のトラブル」

ビタミン配合の下痢止め:「ピタリット」

下痢止め薬としてはあまりメジャーではありませんが、少し工夫がされているお薬である「ピタリット」のご紹介です。

ピタリットの特徴


  • 塩酸ロペラミド」によって腸の蠕動運動と水分分泌を抑えて下痢症状を緩和してくれるお薬
  • 塩酸ロペラミド以外にも、殺菌効果のある「ベルベリン塩化物水和物」、消化をサポートする「ビオヂアスターゼ2000」配合
  • 下痢で失いやすい「ビタミンB」が配合されている
  • 15歳から服用ができ、「2錠ずつ」を「1日2回まで」、「4時間以上の間隔を空けて」お水などで服用する
  • 単純に腸の動きを止めるという作用だけでなく、消化のサポートや殺菌作用があるので「飲み過ぎや食べ過ぎでの下痢」向け?
  • 12錠入りで800~900円程度で販売されており、価格的には「いたって普通」
  • 副作用としては「便秘やお腹の張り、吐き気など」やビタミンにより「オシッコが黄色くなる」ことがある

ピタリットについてもう少し解説


ピタリットは大正製薬から発売中の下痢止め薬となっております。

もともとお腹が弱い方や過敏性腸症候群下痢型の方にはお馴染みの「塩酸ロペラミド」配合の下痢止め薬なので、下痢止めの効果としては比較的高い商品なのではないでしょうか。

ピタリットについて
一見どこにでもあるような単なる下痢止め薬だと感じてしまいがちですけど、単純に下痢を止めるためのお薬というだけでなく、消化サポート成分や殺菌成分が入っているので「飲み過ぎや食べ過ぎの人」や「食あたり・水あたりの人」にはピッタリのお薬だと思いますよ。

しかも下痢によって失ってしまうビタミンまで補給できるというからカユイところまで手が届くというか、しっかりと考えられている下痢止め薬ですよね。

ちなみに副作用として「便秘やお腹の張り」と書きましたが、これに関してはどの下痢止めでも起こることなので過度に心配する必要はありませんよ。

とはいえ最近の下痢止め薬では増えてきたような「お口の中で溶けていつでも飲めるというタイプではない」のでしっかりとお水で飲む必要がありますし、1回あたり2錠ずつ服用する必要があるので服用が少し面倒かな?と感じる方もおられるかもしれませんね。

でも錠剤自体は小さくて飲むことが楽な上に、正しい服用方法ではないにしろ「軽度の下痢対策として1錠だけ飲んでおく」という使い方もできるので手軽さのあるお薬なのではないでしようか。

価格面でも特に高いわけでも安いわけでもないですし、12錠入りのタイプしか販売されておらず過敏性腸症候群のような慢性的な下痢を抑えるための常備薬としては量が少ないので、「食生活を乱れた時の下痢対策」として購入しておくのが良いのではないかと個人的には思います。


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