食後にお腹のハリなどの不快症状を感じる方は どうにかしたい!「お腹のトラブル」

食後にお腹のハリなどの不快症状を感じる方は

食事の後に「お腹が苦しい」とか「よくゲップが出る」という人に向けて食後の不快症状対策についてご紹介したいと思います。

食後のお腹の不快感について


  • 食後にお腹が張ってしまう場合には食事中に食べ物と一緒に空気を飲み込んでいる可能性がある
  • よく噛んで食事をすると、食事の際の空気の飲み込みを防くことができる
  • 体の中でガスが多く発生してお腹が張リやすい人ならば、ガスが発生しやすい食べ物(消化に悪いもの)は避ける
  • 便秘対策を心がけると、腸内に発生するガス対策になる
  • 食後のゲップ胸焼け「胃酸」が多く出てしまうことが原因
  • 胃酸対策には胃に刺激を与える食べ物(アルコール、辛いもの、熱いもの)を避ける。胃酸分泌を抑える「ビタミンU」が含まれるキャベツはオススメ
  • とにかく食後のガス対策も胃酸対策も「よく噛んで時間をかけて食事をする」ことが大切

もう少し解説


お腹の張りによる不快感は、ヒドくなると少し動くのにも大変な思いをするぐらいイヤなものですよね。

原因としては生活習慣や体質による便秘はもちろん、過敏性腸症候群の症状のようなストレスの影響での便秘でも腸内でガスが異常発生してお腹が張ってしまうので便秘とお腹の張りには深い関係がありますが、それ以外にも食事の時に食べ物と一緒に空気を多く飲み込んでしまう「呑気症」にも注意が必要ですよ。

お腹の張り
こういった空気を飲み込んでしまって食後にお腹が張る人は「よく噛んでゆっくりと食事をする」ことを心がけましょう。

さらに食事中に空気を飲み込むだけでなく、ガスが発生しやすい食べ物を多く食べたことによりお腹のハリに悩む方もおられますよね。

ですのでここでガスが発生しやすい食事の例を紹介しますと、一言で言えば「消化に時間がかかる食事」となります。

具体的には豆類や繊維質の多い野菜・イモ類、糖分の多い果物などは「お腹の調子を整える」という面では良いですが、ガスでお悩みの方ですと少し控えめに摂るようにするとよいと思いますよ。

そして飲み込んだ空気や食事で発生するガス以外にも食後の「ゲップや胸焼け」というお腹の不快症状を感じている方も多いと思います。

これらの症状は「胃酸が多く分泌されてしまう」ことで起こりますので、「早食いをしない」ことや「胃酸が出やすい食事を避けて、胃酸の分泌を抑えるような食品を食べる」ようにしましょう。

ちなみに胃酸が出やすい食品としては「アルコール、塩分の多い食事、天ぷら、和菓子のあんこ、刺激の強い香辛料」などがあり、胃酸の分泌を抑える食品としては「キャベツ(キャベジンなんてお薬もありますよね)、牛乳、大根、白米、白身魚」などがありますが、食事内容に関しては「消化が悪かったり刺激の強いものを食べ過ぎない」という程度に留めておいて過度に気にする必要はないと個人的には思います。

それよりも胃への負担を考えてよく噛んでゆっくり食べることは基本対策でありながら確実な方法なので是非とも実践されることをオススメします。

なんだか「食後の不快症状対策は…よく噛んでゆっくり食事することです!」なんて当たり前の結論になってしまいましたが、当たり前のことができない人が私を含めて多いと思うので、このことを頭の片隅にでも置いておいて食事のときに心がけてみましょうね。


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