過敏性腸症候群で口臭? どうにかしたい!「お腹のトラブル」

過敏性腸症候群で口臭?

過敏性腸症候群といえば下痢・便秘などの便通異常や、ガスがお腹に溜まってしまうことによるガス漏れやお腹のハリが主な症状ですよね。
とはいえIBSになること口臭が強くなることに多少の関係があるのではないかと思い、少し調べてみました。

過敏性腸症候群と口臭の関係


  • IBSは自律神経のバランスが崩れて腸の動きが乱れる病気だが、自律神経と唾液の出る量も深い関係がある
  • 自律神経のバランスが崩れると唾液が減り、口の中の細菌が増えて口臭が発生しやすくなってしまう
  • 自律神経が乱れやすい「IBS症状を持つ人」は口臭も起きやすい傾向がある
  • 口臭を他人に指摘されたり、自分が気にしすぎることでさらに自律神経が乱れて口臭が強くなることがあるので注意
  • 心療内科などで「抗うつ薬」や「睡眠薬」を処方されている方は、その副作用で唾液が減ってしまうことがある
  • 口臭対策として「よく噛んで食事をする」とか「口の中で舌をよく動かす」ということだけでも唾液は分泌されやすくなるのでオススメ

IBSと口臭についてもう少し解説


口臭」というものは自分では気が付きにくい上に、周りの人も指摘がしにくいので厄介ですよね。

私もできるだけ周りに迷惑をかけないため(・・・それと自分の印象を悪くしないため)に口臭のケアに関してはしっかりと行っているつもりですけど、個人的には過敏性腸症候群の人は口臭が強くなる傾向はあると思います

もちろん過敏性腸症候群の症状として口臭があるわけではありませんが、口臭は胃の不調や虫歯・歯周病などの原因を除けば「口が乾燥している」ことが大きな要因となっていることはなんとなくご存知ですよね?

そして皆さんも「緊張して喉が渇く」という経験をしたことがあると思いますが、喉が渇くということは口を潤してくれる唾液が出にくくなっているからなので、心の状態と唾液の量はかなり深く関係しています。

口臭対策
ですのでストレスを受けやすく自律神経が乱れやすい過敏性腸症候群の人は唾液が不足しがちで口臭が強くなる傾向があり、自律神経失調症の症状としても「口の渇き」が挙げられているぐらいなので注意が必要ですね。

それに過敏性腸症候群の人は「IBS症状が起こるんじゃないかという不安自体がストレスになってさらに症状が悪化する」という悪いサイクルにハマってしまっている人は多いと思いますけど、口臭も同じように「自分には口臭があるということ自体を過度に気にしすぎて口臭が悪化する」という悪循環に陥ってしまう人もおられるので、性格的にIBSで悩む人と口臭を気にする人には共通点があるのではないかと感じています。

それではどういった方法でIBSの方が口臭対策をしていけばよいのかというと・・・
「ストレスを溜めないような生活をして自律神経を整える」ことです・・・が、これを簡単に実践できる人が居るならば私にもその方法を教えてもらいたいぐらい難しいことですよね?

なのでまずは「唾液を積極的に出す」ことが手軽で確実な方法となり、「よく噛んで食事をする」ことや「頬に手を当ててグルグルとマッサージする」、「ガムやアメを食べる」なんてことを実践するだけでも唾液はよく出てきてくれて有効ですよ。

特によく噛んで食事をすることやガムを噛むことは自律神経のバランスも整えてくれる作用があり、IBS対策としても良いのでできるだけ実践していきましょうね。
(IBSガス型でお悩みならば、よく噛むことで食べ物と同時に空気をたくさん飲み込んでしまうことへの対策にもなりますよ)

ちなみに心に作用するお薬の副作用として「口の渇き」があるので、こういったお薬を処方されている人も上記の方法で自分の唾液を積極的に出すような生活を心がけることが大切だと思いますよ。


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