生薬配合の便秘薬：「ハーブインタケダ」

爽やかなパッケージが印象的な、2014年4月に発売された市販薬「ハーブインタケダ」についてのご紹介したいと思います。

ハーブイン「タケダ」の特徴

• 優しく効き目で自然なお通じをうながしてくれる生薬配合の便秘薬
• 硬くなってしまった便や生理前などの女性特有の便秘対策として考えられたお薬
• 大腸の蠕動運動を正常化させる「ダイオウエキス」と、そのサポート役である「カンゾウエキス末」という生薬だけでなく、「ジオクチルソジウムスルホサクシネート」という便に水分を与えてカサを増やしたり便を柔らかくしてくれる成分が配合されている
• タケダ漢方便秘薬との違いは便を柔らかくする作用がプラスされているところ
• 「ダイオウエキス」は「タケダ漢方便秘薬」にも使用されている武田薬品独自の「信州大黄」を使用
• 就寝前に飲んでおくと翌日の朝(8～10時間後)に効果を発揮
• 服用は「1日1回、就寝前」に、「自分の便秘のガンコさに合わせて飲む量を調節(15才以上ならば2～4錠)」
• 夜寝る前に飲むことを前提にしているお薬なので、日中に飲むと効果が強く出過ぎることがある
• 錠剤は小粒な上に、「フィルムコーティング錠」というお薬自体の味や香りが感じられないように加工されているのでとっても飲みやすい
• こちらの商品に限らず便秘薬は使い続けると「体が薬に慣れてしまう」ので常用は避けましょう
• 「24錠入り」と「72錠入り」の2種類がラインナップ

ハーブイン「タケダ」についてもう少し解説

ハーブイン「タケダ」はCMでもすでにご覧なった方も多いと思いますが、便秘薬の開発には定評のある武田薬品の商品ということで信頼感はありますよね。

しかも、どうしてもホルモンの影響で女性は便秘になりやすく、お薬をうまく利用して快適に排便をしたいと感じている人は多いので、こちらの商品のようにお店で手に取りやすいパッケージデザインやネーミングは女性からすると嬉しいポイントなのではないでしょうか。

※少しだけ女性と便秘について触れている記事も書いてます
「男性・女性・外国人」と過敏性腸症候群

もちろんパッケージやお薬のイメージという部分だけでなく効果面でもしっかりと配慮されていて、「タケダ漢方便秘薬」と同じように生薬による優しい自然な効き目の便秘薬となっています。
※関連記事.市販の便秘薬：「タケダ漢方便秘薬」

そして「ハーブインタケダ」と「タケダ漢方便秘薬」との大きな違いは「便を柔らかくする成分」が入っているかどうかという点のようですね。

ハーブインタケダは便を柔らかく成分が配合されていることによって「大腸の動き」と「排便しやすい便作り」という2つの面からアプローチできるようなので、「便秘薬を飲んでみたものの便が硬くて出すのが大変」という人でも試してみる価値はあるのではないでしょうか。

ハーブイン「タケダ」 24錠

ちなみにいくら自然な効き目だとはいっても毎日のように便秘薬に頼って便を出そうとすることはイケませんよ。

便を出しやすくするためにウォーキングや腹筋運動をしたり、食生活の改善、腸のマッサージなどをした上で、「どうしても便秘でお腹が苦しい」という人はその都度自分の状態に合わせて服用量を調整しながら飲むことを心がけてくださいね。

価格は、私が見た限りでは「24錠入りで800円」、「72錠入りで2000円」ぐらいでしたので「どんな効き目なのか試してみたい」という人でも気軽に購入ができると思いますよ。