新発売の痔のお薬:「オシリア」
「オシリア」は2014年の4月発売ということで、この記事を書いている時点(2014年5月)では新発売の痔のお薬ですよね。
そこでオシリアの特徴について少しご紹介したいと思います。
「ラナケインS・ラナケイン冷感ジェル」といったお肌のカユミ対策に使用するステロイドの入っていない「ラナケイン」シリーズの商品でありながらも、オシリアはしっかりとステロイドが配合された痔のお薬なので炎症を抑える効果は強い・・・のですがその効果の反面、副作用も強めなので仕様の際にはご注意ください。
特に妊娠中の方は患部に少量塗る程度なのでそこまで神経質になる必要はないにしてもステロイド配合の痔のお薬を使い続けるのはできるだけ避けるべきですし、「肛門部分が化膿している人」はかえって炎症症状が悪化してしまうので絶対に使用はやめましょう。
ちなみに私の個人的なオシリアの印象としては・・・「普通のステロイド配合の痔のお薬」と言ってしまえばそれまでですけど、腫れや出血がヒドい時に緊急対策としてオシリアを短期間使用する程度にとどめておいて、普段は非ステロイド系のお薬(ボラギノールMなど)で優しくケアするというのが良いのではないかと思いました。
それにしても価格面に関して実売価格をじっくりと比較したわけではありませんが、ステロイド配合の「ボラギノールA」が20グラム入っていることを考えるとグラム単位での割高感は否めませんね。
※関連記事→市販薬:「ボラギノール」
とはいえ「ステロイド配合のお薬で長期間は使わないから少量でも良い」とか「新商品だし、どんな効果があるのか実感してみたい」という人からすると10グラム入りでお値段もお安いオシリアは魅力的な痔対策用のお薬なのではないでしょうか。
そこでオシリアの特徴について少しご紹介したいと思います。
「オシリア」の特徴についてのポイント
- 切れ痔やイボ痔による肛門の「かゆみ」や「痛み」を緩和してくれるさらっとした軟膏タイプの痔のお薬
- 小林製薬特有の分かりやすく親しみやすいネーミング
- かゆみだけでなく、通常の痔のお薬と同じように出血の緩和や消毒作用もある
- 抗炎症成分「ヒドロコルチゾン酢酸エステル」や抗ヒスタミン成分「ジフェンヒドラミン塩酸塩」、局所麻酔薬「リドカイン」によって肛門のかゆみの元となる症状を鎮めてくれる
- 抗炎症成分の「ヒドロコルチゾン酢酸エステル」はステロイド系の成分なので、長期間(10日以上)の使用はもちろん、「肛門が化膿している人」や「妊娠中の人」は使用は避けましょう
- 容量は10グラムと少なめでありながら価格は900円程度で販売されているので、他のお薬(ボラギノールAなど)と比べて割高な印象
- オシリの不快症状を感じた時に「1日3回まで」使用可能
オシリアについてもう少し解説
最近発売されたばかりの新商品である「オシリア」ですが、いろいろな痔のお薬がすでに販売されている中でCMやネーミングによって私達が手に取りやすい工夫がされているというのは小林製薬さんならではのアプローチで面白いですよね。「ラナケインS・ラナケイン冷感ジェル」といったお肌のカユミ対策に使用するステロイドの入っていない「ラナケイン」シリーズの商品でありながらも、オシリアはしっかりとステロイドが配合された痔のお薬なので炎症を抑える効果は強い・・・のですがその効果の反面、副作用も強めなので仕様の際にはご注意ください。
特に妊娠中の方は患部に少量塗る程度なのでそこまで神経質になる必要はないにしてもステロイド配合の痔のお薬を使い続けるのはできるだけ避けるべきですし、「肛門部分が化膿している人」はかえって炎症症状が悪化してしまうので絶対に使用はやめましょう。
ちなみに私の個人的なオシリアの印象としては・・・「普通のステロイド配合の痔のお薬」と言ってしまえばそれまでですけど、腫れや出血がヒドい時に緊急対策としてオシリアを短期間使用する程度にとどめておいて、普段は非ステロイド系のお薬(ボラギノールMなど)で優しくケアするというのが良いのではないかと思いました。
それにしても価格面に関して実売価格をじっくりと比較したわけではありませんが、ステロイド配合の「ボラギノールA」が20グラム入っていることを考えるとグラム単位での割高感は否めませんね。
※関連記事→市販薬:「ボラギノール」
とはいえ「ステロイド配合のお薬で長期間は使わないから少量でも良い」とか「新商品だし、どんな効果があるのか実感してみたい」という人からすると10グラム入りでお値段もお安いオシリアは魅力的な痔対策用のお薬なのではないでしょうか。