便秘が続くことでの体への悪影響いろいろ どうにかしたい!「お腹のトラブル」

便秘が続くことでの体への悪影響いろいろ

便秘が長期間続くとお腹の不快感という単純な症状だけでなく、いろいろな影響が体に出てきてしまいますよね。
そこで便秘が続くことによる体への影響についてご紹介したいと思います。

便秘による体への悪影響


  • 硬い便を出さなければならないので「切れ痔やイボ痔」になりやすい
  • 悪玉菌が増えることでの「肌荒れ」といった肌トラブル
  • 便秘で増えてしまった悪玉菌による食べ物の腐敗でガスが発生しやすくなり「腹痛やお腹のハリ」を感じてしまう
  • ガスが増えることで胃が圧迫されて「吐き気や胸焼け」が起こる
  • 発生した有毒ガスにより体の免疫力が落ち、「風邪やインフルエンザ」にかかりやすくなる
  • 腸内環境の悪化は栄養吸収にも悪影響があり、「糖尿病・動脈硬化」にも繋がってしまう
  • 便が腸の中にあり続けることで「大腸がん」の原因にもなるとも言われている
  • 食生活や生活習慣による便秘だけでなく、IBS便秘型の大きな原因である「自律神経の乱れ」も身体中に影響をおよぼしてしまう
  • IBSによる便秘の悪影響の例として、自律神経の乱れによる「不眠、肩こり、頭痛、冷え性」などが起こる
  • 便秘がヒドくなると、溜まった便から発生した毒素が血管を通して全身をまわり、「体臭や口臭」として外に漏れてしまうことも・・・

便秘の影響についてもう少し解説


排便は人間が食べ物から栄養を吸収した後の「食べカス」だけでなく「有害物質」も体の外に出しています。

ですので便秘によって排便が上手くいっていないと、腸の中に有害物質がいつまでもある状態になるので体にとって良いことではないのはすぐに想像できるのではないでしょうか。

便秘の悪影響
便秘により「大腸がん」の要因となるという恐ろしいことも多少は頭に入れておく必要がありますが、すぐに感じる不快症状としては「お腹の痛みやハリ」が挙げられますよね。

私はあまり便秘をしない下痢型の過敏性腸症候群であるとはいえ、ガスはけっこう溜まるタイプなのでお腹のハリの不快症状をある程度分かっているつもりです・・・が、便秘でお悩みの方からするとガスだけでの痛みやハリなどとは比べ物にならないツラさを感じておられると思います。

ガス対策としては市販薬の「ガスピタン」や処方薬の「ガスコン」などの選択肢がありますが、もともとの原因である腸内環境の改善や自律神経を整えることを継続的に続け、お薬はガスで苦しい時の症状緩和の手段としてご利用されるのが良いですよ。
※ガスコンについての記事→お腹に溜まったガスの対策用処方薬:「ガスコン」
※ガスピタンについてはこちらからどうぞ→ガス対策用の市販薬:「ガスピタン」



そして肌荒れに関してですが、便秘による悪玉菌が増殖や腸に溜まった毒素の影響で起こるようですし、過敏性腸症候群特有の自律神経の乱れによる便秘ですと自律神経の乱れでも肌の血行が悪くなり肌荒れは引き起こされてしまいます

便秘による痔への影響は直接的でものすごいわかりやすい関係性ですが、女性の方ですと生理の直前とか妊娠中は女性ホルモンの影響で特に便秘になりやすいのでこの時期には便秘解消のための食事や運動、お腹のマッサージなどを心がけてみてくださいね。

ちなみに習慣的な便秘でお医者さんに行くというのに抵抗感があるという方でも、「便やガスが異常に臭い」とか「口臭や体臭にまで影響がある」場合は重度の便秘なので生活習慣でどうしても改善しないのなら病院に相談されるのがよいと思います。

というわけで便秘による悪影響をいろいろと取り上げてみました。

便秘をしている人がすべて上のような症状がでるわけではないとはいえ、体にも心にも悪影響があることは間違いないので皆さんも自分の便秘の原因を見つけて出来る範囲の対策をしていきましょうね。


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