IBSを含めた下痢症状とピロリ菌の関係 どうにかしたい!「お腹のトラブル」

IBSを含めた下痢症状とピロリ菌の関係

ピロリ菌」といえばその可愛らしい名前とは裏腹に、胃潰瘍や胃がんの原因となるやっかい者ですよね。
そこで胃の病気だけでなく過敏性腸症候群との関連はないものかと調べてみました。

ピロリ菌と下痢の関係


  • ピロリ菌によって下痢をしてしまうという直接的な関係はない
    (いきなりの結論でスイマセン・・・)
  • 間接的にピロリ菌による「胃へのストレスの影響」でIBS症状がでてしまう可能性は考えられる
  • ピロリ菌を除菌することで慢性的な下痢が治ったというケースが時々ある
  • これはIBSの原因のひとつである小腸内で増えてしまった腸内細菌をピロリ菌と同時に除菌できて症状が改善したというのが真相
  • ピロリ菌の除菌だけでなく、風邪の時に飲む抗生物質入のお薬でも小腸に侵入した細菌を退治して下痢がおさまることがある
  • ちなみにピロリ菌の除菌薬を服用している時には腸内細菌のバランスが崩れたり腸を刺激するので、下痢になる副作用がみられる

ピロリ菌と下痢についてもう少し解説


自分で記事を書いておいてなんですが、結果的にピロリ菌が悪さをして過敏性腸症候群や下痢の原因となるということはなさそうですね・・・

ではなんで私がピロリ菌とIBSの関係について調べてみようかと思ったのかというと、「ピロリ菌を除菌したら下痢が治った」ということをよく聞いていたからなんですよね。

ということは「ピロリ菌が悪さをして下痢を引き起こしている」ものだと私は勝手に思っていましたけど、結局のところ「ピロリ菌のせいで下痢になる」という流れではなく、
もともとIBSの人がピロリ菌を除菌→慢性的な下痢の原因である小腸内の腸内細菌も除菌→下痢が治まった♪
ということが真相だということになるようですね。

でもここで「小腸の腸内細菌がIBSの原因」ということをあまり知らないという人も居ると思います。

ピロリ菌と下痢
これは過敏性腸症候群はストレスによって腸の蠕動運動異常が主な原因だと思われていたところ、このストレス以外にも本来は大腸に住んでいる腸内細菌がとあるキッカケで小腸にも入ってしまい、大腸よりも免疫力の高い小腸が「異物である腸内細菌」を頑張って追い出そうと激しく蠕動運動をするために下痢をするということだそうですよ。

ですので過敏性腸症候群の治療法としては「ストレスの解消」や「規則正しい生活」、「症状のことを気にしすぎない」ということ以外にも「小腸内の腸内細菌の退治」ということも有効になるようなので私も試してみたいと思いました。

とはいえ自分で勝手にピロリ菌の除菌薬や抗生物質を飲むというのは方法として実現できるわけもないので、自分で実践できる増殖した小腸内の腸内細菌を退治する方法を実践することをしたいです。

それが「食事時間の間隔をできるだけあけて小腸の腸内細菌のエサを与えないで減らしてしまう」という方法で、これならば皆さんも気軽に実践できるのではないでしょうか。

ちなみに食事の間隔は8時間以上が良いそうですが、単純に時間をあければ良いというわけではなく、消化に時間がかかる脂っこい食べ物を控えて「食べ物が胃にとどまっている時間を短くした上で食事間隔を空ける」ことが大切ですよ。

もちろん下痢型過敏性腸症候群の人のすべてが腸内細菌のせいだったということではなく、複合的な原因なんでしょうけど試してみる価値はありそうですよね。

・・・というわけで結局ピロリ菌と関係のない記事になってしまいましたが以上です。


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