心療内科ってどんなお医者さん？

私も通院経験のある心療内科についてのご紹介です。

心療内科ってどんなところ？

• 心療内科は「心身症」を診てもらう所
• 「心身症」とは「ストレスなどの心の状態により体に疾患が現れてしまう病気」
• 体にあらわれた症状に対して心と体の両方から診察してくれる
• 心療内科のお医者さんは内科と心理学の両方の知識を持っている
• 精神科と同じように思われがちだが、精神科では心身症ではなく心の病(うつ病・総合失調症など)を診てもらう
• 心療内科は内科と精神科の間に位置するようなところ
• 心療内科の診察では、体の症状・病歴・発症の引き金となったストレス・ひととなり(性格やどんな環境で育ったのか)などを聞かれる
• 心と体の両方から診察するために身体的検査だけでなく心理学的検査を行う場合もある
• 保険治療が基本だが、保険のきかない自由診療をされている病院もある
• 治療は長期間続く場合があるので治療の費用などはしっかりと聞いておく
• カウンセリングではお医者さんを信頼して症状や感じていることを素直に話すことが大切

心療内科についてもう少し解説

内科では体の疾患治療を、精神科では心の病気を治療をしますが、心療内科ではストレスの影響によって体にあらわれた症状を心と体の両方からアプローチして診察してもらえるお医者さんとなっています。

治療に関しては私達が心療内科に相談をすれば心療内科単独の治療をすることがほとんどですが、まれに検査やカウンセリングによって専門的な内科治療が必要ならば内科を、心に症状が強く出てしまっているときには精神科などを紹介してくれる橋渡し的な存在ですので、強いストレスによって体が不調だと感じている方はまず心療内科にご相談されるのがおすすめです。

そして皆さんの中には自分の症状や心に抱えているストレスをお医者さんとはいえ他人に話すというのは「恥ずかしい」とか「どう思われるのか不安」などと感じてしまう人もおられるのではないでしょうか。

しかし心療内科の先生も私達がどのような悩みを抱えていてどんな考え方をしているのか知ることが治療方針を決める上でもとても大切なことなのでしっかり伝えましょうね。

ちなみに当たり前のことですが、心療内科での診察・カウンセリングでは占い師のように生活や生き方について「～しなさい」とか「～した方がよい」なんてことは言われません。

心療内科のお医者さんとは、いわば「私達がリラックスして素直に喋れるような聞き上手な医学の知識を持つ人」という感じですかね？

よく「悩みを人に話すとスッキリする」なんてことはよく言われてますけど、私達はそんな感じで気楽に伝えたいことを伝えるような心構えで診察にのぞまれるのがよいと思います。

そして私は以前に心療内科に通っていた経験があります。

心療内科体験談記事も更新済みですが、ダラダラとした文章でかなり分かりにくいので自分の記事ながらあまり読むことはおすすめできません・・・

要は私の場合「費用面や処方された漢方でスグに効果が出なかったことにより心療内科に通うことをやめてしまった」という記事になってます。

もちろん治療法が合う合わないは人それぞれですし、過敏性腸症候群でお悩みならば心と体の両面からケアすることはとっても大切なことですので、内科など近所のお医者さんでは思うような症状の改善が見られないのならば治療法の選択肢の1つとしてご検討されてみてくださいね。