過敏性腸症候群の超基本的な対処法

過敏性腸症候群の基本的な対処法のご紹介です。

IBS対策のポイント

• 充分な睡眠
• 食事内容や食事時間を見直す
• 適度な運動
• ストレスをためない
• ストレッチやツボ押し
• 規則正しい排便習慣を身につける
• 自律訓練法により心と体の緊張をほぐす
• 出先のトイレの場所を把握しておく
• 症状別に下痢止めや下剤などを使用する

もう少し解説

すぐにでもはじめられる対処法としていくつか挙げてみました。

とはいえ当たり前というかなんというか、とにかく体と心の負担になるようなことはしないというのがIBS症状を和らげる基本的な対処法なんですよね。

やはりIBSは心の問題が体の症状としてあらわれている病気なのでストレス解消のための運動や睡眠、自律訓練法が基本でありながらとっても大切なことだと思います。

そして下痢型の方ならば通勤・通学のときに使用する駅のトイレの場所や街中の公衆トイレ、コンビニなどトイレが使える場所を把握しておくとイザというときに駆け込めますし、「近くにトイレがある」というだけで安心感につながって意外と症状がでなかったりするんで個人的にはとっても大切なことだと思います。

ちなみに症状に合わせて「下痢止めや下剤を使用する」というのはあくまでもIBSの症状がでているときの一時的な対策手段として利用するものですので
食べ物にアタって下痢をしているときには絶対に下痢止めは使用しないでください、
IBSではない人の下痢の症状は悪いものを外に出すという体の反応でもありますので。

それに体質的にずっと便秘状態が続く方は、薬ではなく食物繊維の豊富な食品で便のカサを増やしたり、お散歩をして腸に刺激を与えるなどの方法を試されるのがまずは便秘解消の第一歩なのでお試しくださいね。

というわけで過敏性腸症候群の対策、対処法というものはハッキリ言って健康に良いコトの数だけありますので、できることからはじめられるのがよいですよ。

上で紹介したポイントの詳細はそれぞれの項目ごとにしっかりと今後説明していきたいと思います。