過敏性腸症候群かもしれないと思ったら？

自分が過敏性腸症候群であるのかをどうやって判断するのか？

過敏性腸症候群かどうかの判断ポイント

• 特定のシチュエーションやストレスによってお腹の調子が悪くなる
• 長い間、下痢や便秘、ガスが溜まるなどの症状がある
• 寝ている時には腹痛や便意で起きることがない
• 急激な体重減少がない
⇒これらのことがあてはまる場合にはIBSの疑いが強い。

• お医者さんでは除外診断(他の病気ではないことを確認する)によりIBSかどうか判断される
• 他の病気とは大腸癌、クローン病、感染性腸炎、痔、婦人科系、腎泌尿器系の病気など
• 問診だけでなく血液、便の検査・レントゲン・大腸内視鏡検査をするケースがある
• IBSかどうかの診断は胃腸科へ

さらに詳しく解説

もし自分が下痢や便秘で悩んでいて、過敏性腸症候群であるかどうかを疑っているのならば
できるだけお医者さんに相談をして他の病気がないのかを調べてもらうことがまずは大切です。

というのも下痢や便秘になるのにもしっかりとした原因があります。

それがストレスなどによって腸が異常な運動をしているのか、腸に疾患があるのかでは治療方法も違いますよね？

それに万が一、疾患があった場合にはお医者さんによる治療がすぐに必要なので
「自分はIBSで他の疾患は絶対にない」と決めつけるのではなくご相談されることをおすすめします。

ちなみにここからは私の体験談と個人的な意見でなんの確証もありませんが、
学生さんや若い人でいつも下痢や便秘などをしているだけでそれほど体重も変化せず、
「トイレにいけないことに不安を感じる」とか
「特定のシチュエーションでお腹の調子が悪くなる」
というケースでは過敏性腸症候群の疑いがとても高いと思います。

とはいえ、私もネットではじめて過敏性腸症候群という病気の存在とその症状を知ったときには
「絶対にこの病気だ！」
と確信してお医者さんに相談しましたが、
結局、大腸内視鏡検査や血液検査をして他の病気ではないことを確認した上で過敏性腸症候群と診断されました。

たしかに患者さんの言うことだけを聞いてホイホイと薬を処方するお医者さんのほうが信用ならないので当たり前といえば当たり前ですよね。

皆さんも症状が強く何かしらの対処をしたいと考えているのならばまずはお医者さんに相談してみましょう。

そして過敏性腸症候群は心が大きく関係している病気ではありますが、
最初に診断を受けるのであればかかりつけの内科のお医者さんや内視鏡検査などの専門の検査ができる胃腸科を選ぶことが大切ですよ。