「理想の便の状態」と「悪い便の原因」
「排便した後に便の状態をしっかりと確認する」ということに抵抗感をお持ちの方はいらっしゃるでしょうが、「便の状態は体調と深く関係している」ため自分の体のことを知る上でも大切な作業なんですよね。
というわけで、今回は「良い便の悪い便」について少し取り上げてみたいと思います。
「通常の排便回数」・・・というと人それぞれなので一概には言えませんが、便秘気味でないのならば毎日のように自分の便を見る機会はあると思います。
とはいえ、自分から出たものでも「ウンチはウンチ」ですので「まじまじとは見たくはない」・・・とお思いでしょうが、便の状態は健康状態を映し出す鏡のようなものなので是非ともチェックしておいて欲しいですね。
私の場合は長年、過敏性腸症候群の下痢型で悩んでいるのでほとんどバナナ状の便というものに出会うことがなく、悲しいことに水分の多いドロドロ便やお水のような便がほとんどです。
(硬めの便はホントに年に数回あるかどうかぐらいのです…)
そして「理想的な便」というものは上にも挙げたように・・・というかなんとなく皆さんもご存知でしょうけど「茶色~黄色っぽいバナナ状でニオイが少ない便」のことを指すそうで・・・
逆に「便の状態が柔らかすぎたり硬すぎる+色が赤色や黒色」という場合はできるだけ早めにお医者さんに相談をして大腸内視鏡検査や胃カメラなどを念のためされておくと安心だと思います。
ちなみに、「便が水に浮くか沈むか」というのも・・・そこまで神経質になる必要はないにしろ多少は健康状態と関係があり、しっかりとした形状で浮く便は食物繊維が含まれた質の良い便のようですよ。
それと「理想的な便の量」というものもあって、「1日に200グラムぐらい」出ると良い(バナナ1本から2本ぐらいでしょうか?)とも言われてますが、これはあくまでも目安ですし、さらに排便回数に関しても「排便は2日に1回」とか「3日に1回」でもそこまで問題はなく・・・それよりも「スムーズに便が出せるか?」とか「排便後のスッキリ感」を重要視されたほうが良いみたいですよ。
とにかく、過敏性腸症候群によって便の状態が悪くなってしまうことはしょうがない部分もあるんでしょうが、上に紹介したような「理想的な便を目指して」皆さんも食事や心のケアを心がけてみてはいかがでしょうか?
というわけで、今回は「良い便の悪い便」について少し取り上げてみたいと思います。
便の状態についてのポイント
- 便の「形状」や「色」、「ニオイ」は現在の体調を知る上でとっても大切な情報
- 便の形状について・・・
●適度に水分が含まれた「バナナ状の便」や「多少ドロッとしたような柔らかめの便」が理想的
●うさぎのウンチのような「コロコロ便」は「便秘」や「IBSによる腸の痙攣」によって起こり、「食事の量や内容」やストレスに関して見なおしてくる必要がある
●「ドロドロの便」や「水のような下痢便」は、「IBS」や「飲み過ぎ・食べ過ぎ」「食中毒」が原因、食中毒での下痢は絶対にお薬で止めずに出しきることが大切 - 便の色について・・・
●茶色が理想的、特に茶色の中でも「黄色に近い茶色」ならばさらに良い便
●「黒い便」は胃や食道、腸の上部などからの出血の可能性あり(ドロッとした黒い便だとさらに要注意)
●「赤い便」は肛門近くの臓器(直腸)からの出血や痔による出血
●肝臓を悪くすることで「白っぽい便」が出ることもある
●便の色は食べ物や服用しているお薬のの影響でも変わるが、ずっと続くようなら早めに受診しましょう
●便の色については、便の状態と合わせて確認することが大切
(例:「赤くて粘液状の便が出ると潰瘍性大腸炎やクローン病」、「黒くてタール状の便は消化器のトラブル」の可能性があるなど) - ニオイについては「悪臭が強い便」は「腸内環境の悪化や動物系のタンパク質の食べ過ぎ」による起こる、腸内環境が良くてバランスの良い食事をしていても「多少のニオイはする」ので過度に気にする必要はない
- 「便器に浮く便」と「沈む便」があるが、「バナナ状の便」ならば浮いても沈んでも特に問題はない
(浮いた便の方が食物繊維を多く含んでいるのでより良い便ではあるみたいですが…) - 「柔らかくて浮く便」は食事で脂肪分を摂り過ぎている可能性がある
- 「食べ物が消化しきれずに便に残ってしまっている」のは、食べ物が時間をかけずに便として排出されているだけのことなので特に問題はない
- 1日だけの便の状態や色を見てすぐに体の状態を判断することは難しいが、「同じ便の状態が長期間続く」ときや「食べ物などに心当りがないのに突然色や状態が変化した」場合は要注意
もう少し解説
「通常の排便回数」・・・というと人それぞれなので一概には言えませんが、便秘気味でないのならば毎日のように自分の便を見る機会はあると思います。
とはいえ、自分から出たものでも「ウンチはウンチ」ですので「まじまじとは見たくはない」・・・とお思いでしょうが、便の状態は健康状態を映し出す鏡のようなものなので是非ともチェックしておいて欲しいですね。
私の場合は長年、過敏性腸症候群の下痢型で悩んでいるのでほとんどバナナ状の便というものに出会うことがなく、悲しいことに水分の多いドロドロ便やお水のような便がほとんどです。
(硬めの便はホントに年に数回あるかどうかぐらいのです…)
そして「理想的な便」というものは上にも挙げたように・・・というかなんとなく皆さんもご存知でしょうけど「茶色~黄色っぽいバナナ状でニオイが少ない便」のことを指すそうで・・・
逆に「便の状態が柔らかすぎたり硬すぎる+色が赤色や黒色」という場合はできるだけ早めにお医者さんに相談をして大腸内視鏡検査や胃カメラなどを念のためされておくと安心だと思います。
ちなみに、「便が水に浮くか沈むか」というのも・・・そこまで神経質になる必要はないにしろ多少は健康状態と関係があり、しっかりとした形状で浮く便は食物繊維が含まれた質の良い便のようですよ。
それと「理想的な便の量」というものもあって、「1日に200グラムぐらい」出ると良い(バナナ1本から2本ぐらいでしょうか?)とも言われてますが、これはあくまでも目安ですし、さらに排便回数に関しても「排便は2日に1回」とか「3日に1回」でもそこまで問題はなく・・・それよりも「スムーズに便が出せるか?」とか「排便後のスッキリ感」を重要視されたほうが良いみたいですよ。
とにかく、過敏性腸症候群によって便の状態が悪くなってしまうことはしょうがない部分もあるんでしょうが、上に紹介したような「理想的な便を目指して」皆さんも食事や心のケアを心がけてみてはいかがでしょうか?