「市販のお薬」と「お医者さんで処方されたお薬」の違いについて どうにかしたい!「お腹のトラブル」

「市販のお薬」と「お医者さんで処方されたお薬」の違いについて

ドラッグストアやネット通販などでも購入できる市販のお薬とお医者さんに診察してもらった上で処方されるお薬とでは同じ成分が含まれているものも多くて、どんな違いがあるのか不思議ですよね?
そこで「市販薬」と「処方薬」とではどんな違いがあるのかをご紹介したいと思います。

市販薬と処方薬の違い


  • 市販薬(OTC薬)はドラッグストアやネットでだけでも好きなだけ購入できるので比較的安全性を重視して作られている
  • 処方薬はお医者さんが診察をした上で処方されるお薬なので「効き目が強く副作用も強い
  • 処方薬はピンポイントでの症状対策するために、「下痢を止める」とか「腸の状態を良くする」といった感じで「1つの薬に1つの効果」となっている
  • 市販薬は「総合風邪薬」や「下痢を止めつつ腸内環境を整える」というような複数の効果が期待できる薬剤が複数入っているものが多い
  • 一般的に市販薬を数日間(3日間程度)飲んでも効果が実感できない場合は服用を止めてお医者さんに相談した方が良い
  • 市販薬とはいえ「痔のお薬のステロイド」のように長期間の使用には向かないお薬も多いのでしっかりと用法は守りましょう
  • 処方薬は保険が適用されるので「診察料+お薬代」を考えても市販薬よりも安くなるケースは結構多い
    (診察してもらう手間が少し厄介ですけど…)

市販薬と処方薬についてもう少し解説


私のように過敏性腸症候群で毎日のように下痢をしていると、正直なところ「下痢症状を抑えるためのお薬をお医者さんに処方してもらう」ということはかなり面倒臭いんですよね。

とはいえやはり市販のお薬とお医者さんによる処方薬には違いがあって、市販薬は用法と用量を守って使用すれば「風邪や下痢対策」といったザックリとした病状で分けた人の中で誰が使っても安全性が高いようにできているので、効果のイメージとしては「薄く広く」というような感じでできているようですね。

そして処方薬に関しては、風邪薬ひとつとっても「解熱剤と咳止め」のようにお医者さんが症状に合わせてピンポイントで処方してくれるのでそのぶん効き目を強くできるということになりますよね。

ということは「市販薬は効果が弱くて気休め程度なんだぁ」・・・と感じてしまうのは早とちりで、下痢止めの「ロペミン」に関していえば同成分のものが市販薬にもそのまま配合されている(配合量には違いがありますが…)の商品が多いことから、自分の症状が正しく判断できた上で自分に合う市販薬を探せば手軽に症状を緩和できるので上手く利用することが大切なのではないでしょうか。



過敏性腸症候群に関していえば、下痢止め下剤整腸薬などは市販薬でまかなえるとはいえ、下痢・便秘両方の症状を緩和してくれるコロネル・ポリフル」や男性の下痢型症状の画期的なお薬であるイリボーは処方薬なのでやはりお医者さんに相談することで薬の選択肢の幅がグッと広がりますので診察を受けてどのお薬が効果的かを知ることも大切ですよ。

・・・というわけで市販薬と処方薬について少し調べてみましたが、「自分の判断のもとで市販薬を使っていたけど、その裏で重大な病気が潜んでいた」なんてケースも稀にあるので「面倒だから」という理由だけで長い期間お医者さんに診てもらわないというのはヤメましょうね。
・・・下痢止めに関しては市販薬に頼りきっている私が言うのもなんですが・・・


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