お腹が痛い時にはカイロで温めて対策
過敏性腸症候群の人や元々お腹が弱い人は「便通異常やガス溜まり」などの理由で頻繁に体験してしまいますよね。
そこで市販されているカイロで簡単にケアできるのでご紹介したいと思います。
カイロで腹痛対策
- カイロでお腹を温めることで血行が良くなって痛みを感じにくくしてくれる
- ガスがお腹に溜まってしまう場合でも腸を温めて動きを良くしてあげるとガス溜まりが解消されやすい
- カイロは基本的に痛みに近い場所の「お腹と背中」の両面に貼る
- お腹の上の方の痛みなら「みぞおち+背中の上の方」に貼る
- 下腹部ならば「おヘソの下+腰」に貼る
- カイロは肌に直接貼るのではなく、シャツや下着などの上から貼るとじんわりと温める
- 横になれるのならば寝た状態でカイロを貼った方が血行が良くなりやすい
- 温めるだけでなく、横になる時にはヒザの裏にクッションなどを挟んでヒザを立て気味で少し曲げた状態にしておくとお腹が楽になる
- とにかくお腹に痛みを感じたら「温めて血行を良くする」することが大切
- カイロでなくても、温熱シートや蒸しタオル、湯たんぽ、電気あんかなどでも良い
- 低温やけど※のこともあるので「温めながら寝てしまう」など長時間温めるのは避けましょう
腹痛とカイロについてもう少し解説
お腹の痛みは下痢や便秘を繰り返したりガスがお腹に溜まりやすい過敏性腸症候群の人だけでなく、女性の生理痛などでも苦しい思いをされている人も多いですよね。
下痢での腹痛ならば排便することで多少やわらぐとはいえ、お腹の痛み対策として一番手軽なのが温めて血行を良くすることで、今やどこでも売ってるカイロならばカバンにも忍ばせておけますので腹痛のお守りとして携帯しておくのもよいのではないでしょうか。
それに最近では洋服に貼れるタイプのカイロも普通に販売されているので特に難しいことなく手軽に対策ができるのも嬉しいポイントですよね。
※USB充電式のカイロならばさらにお手軽。
ちなみに血行を良くする上でカイロを使って温めるだけでなく、「洋服の締め付け」が血行不良の原因となっているケースもあるので「ベルトや女性の下着なども緩められる場所ならば緩めてあげる」だけで、締め付けられていた部分の血の流れが良くなり腹痛が弱くなることがあるので実践されてみてくださいね。
個人的には外出中の急な腹痛にはこういったカイロを使えばよいですが、自宅では費用面のことを考えて、少し濡らしたタオルをレンジにかけた「蒸しタオル」を使うと経済的にも安くてオススメです。
蒸しタオルは、「濡らしたタオルをよく絞り、レンジで1分ぐらい(この辺は調節が必要)かければできあがり」なのでカンタンですよ。
いちおう注意点として、ビチョビチョのタオルだと余計なお水が高温になりすぎてヤケドの危険性があるので「しっかり絞る」ことや、肌に付ける前に手で「タオルをパフパフ」して温度の確認と調節をすることはお忘れなく。
湯たんぽも自宅で横になった状態でお腹に乗せたり背中と床の間に入れたりするとジンワリと温めてくれるので良いと思いますよ。
とにかく腹痛は温めるのが大切なので、皆さんも普段使っている自分の身の回りにあるものなどで対策されてみてはいかがでしょうか。