せっかく増えた善玉菌を減らしてしまう原因 どうにかしたい!「お腹のトラブル」

せっかく増えた善玉菌を減らしてしまう原因

ビフィズス菌に代表される善玉菌は便通異常やガス溜まりなどの解消にはなくてはならない対策法ですので、せっかくコツコツとケアをして増えた善玉菌を減らさないためにも「善玉菌にとって良くないこと」を挙げてみました。

善玉菌が減ってしまう原因


  • ストレスは腸の蠕動運動に影響するだけでなく、善玉菌の減少にも関係がある
  • お腹を冷やすことも腸内環境には良くない
  • 年齢をかさねることで善玉菌が増えにくい腸になってしまう
  • 脂肪が多くて食物繊維が少ない食べ物
  • 食品添加物が含まれた食品
  • 悪い病原菌を退治するための「抗生物質」によって善玉菌も悪玉菌も同時に殺菌されてしまう
  • 腸内洗浄によって善玉菌も洗い流されてしまうので頻繁にしてはいけない

善玉菌の大敵についてもう少し解説


過敏性腸症候群によるお腹のトラブルは「心のケア」だけでなく、「腸内環境を整える」ことが大切な対策法ですよね。

そこで毎日のように「腸の中の善玉菌を増やそうとヨーグルトや発酵食品などを食べることを心がけている」という人も多いと思います。

とはいえ、せっかく増やした善玉菌を減らしてしまうような行動をするのはとってもモッタイナイことなので「善玉菌の大敵」について上に挙げてみました。

この中で「加齢」や「抗生物質を摂取する」ということはいわばしょうがないことですが、加齢に関しては「加齢によって腸の環境が悪くなる」ことと「腸の環境が悪いと体が老けやすくなる」という両面を持っているので怖い部分ではありますよね。

ですので年齢を重ねるごとに腸の環境に関してさらに気を使うこと大切ですし、腸内環境を改善させることでアンチエイジングもできるのならば「頑張ってケアしよう」というモチベーションにも繋がるのではないでしょうか。

そして毎度のようにいろいろな症状の原因として登場する「ストレス」ですが、ストレスがIBS症状としての腸の運動異常だけでなく、善玉菌の減少にも関わってくるというのはダブルで悪影響を及ぼすのはツライところですよね。

それにストレスに関しての対策法は「コレ」といったものがなく、IBS症状でお悩みならば症状を緩和させるお薬や対策グッズなどを使って「お腹のトラブルから発生するストレス」はできるだけ避けた上で、自分に合うストレス解消法を探していくというのが良いのではないかと思います。

腸内環境の悪化要因
腸内環境と食事に関しては「腸に良くない食品は腸内環境を悪くする」ということとなり、腸内を悪玉菌が増えやすいアルカリ性にしてしまう「便秘」の原因となる食品は避けるべきですね。

さらに食品添加物には雑菌を抑えたり殺菌する作用のものがあるのでこれらも腸内の善玉菌へ影響を及ぼしてしまいます。

・・・が、今の時代にそういったものを含まない食品を探すほうが難しく、過度に神経質になって避けるよりも忙しい時には加工された食品も使用して上手いこと生活に組み込むほうが私は良いと思いますよ。
(もちろん時間があるときは自分で素材から料理を作るべきですけどね。)

そして若い女性の方の中で話題になっている「腸内洗浄」ですが、「宿便が無くなってスッキリ」というなんとなくのイメージが先行してしまっているような印象ですよね。

宿便というもの自体「?」な存在なので、個人的には腸内洗浄はやりたいとも思えません。
まぁ実際やろうとしても敷居が高いですし・・・

とにかく、善玉菌に悪い影響を与える原因を取り上げてみましたが、皆さんも食べ物などで善玉菌を増やした上でこれらのことも少し頭の片隅に入れておくと良いと思いますよ。


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