お医者さんでの過敏性腸症候群治療
過敏性腸症候群に悩んでいながら、「お医者さんではどんな治療がされるのか分からないから不安」だと感じている人もおられるのではないでしょうか。
そこで「お医者さんでの過敏性腸症候群の治療」についてご紹介してみたいと思います。
※処方薬についての記事も書いてます。→「下痢、便秘、IBS症状対策用の処方薬一覧」
・・・とはいえ正直なところ治療の流れは病院によってマチマチでしょうから、あくまでも参考程度にご確認くださいね。
ですが個人的には「自分はIBSだ!」という確信を持って病院に行っても、ホイホイとすぐにIBS対策用のお薬(強い下痢止めや下剤、イリボーなど)を処方されるお医者さんというのはあまり多くない・・・と感じています。
なのでお医者さんが正しく診断できるように、ある程度自分のお腹のトラブル状況や生活習慣についての説明ができるようになっておく必要はあると思いのでしっかりとチェックしておきましょう。
(「習慣的に便通異常があるのか?」、「体重減少・血便・発熱はないか?」、「お酒やタバコ、刺激の多い食品を食べていないか?」…など)
そして必要ならば内視鏡検査や血液検査、尿検査などを通して他の病気である可能性を除外することがIBS治療の最初の段階となっています。
※関連記事→「病院ではどのように過敏性腸症候群だと診断するのか? 」
これで腸に器質的疾患がない(病気がない)ことが確認されれば腸の運動異常で症状が起こるIBSだと診断されて、症状に合わせて薬が処方されることになります。
ここで下痢・便秘症状やお腹のハリを解消できるお薬によって何事も無く通常の生活をおくれるようになれば良いのですが、どうしてもストレスによって腸に影響が出てしまう人には心に作用するお薬の処方も治療法のひとつとして選択されるようになります。
・・・が、あくまで「心の影響がお腹の不快症状として強く出てしまっているケース」では抗不安薬などが処方されるのであって、IBSの症状が単純なお腹の不快症状だけで留まっているのならばこういったお薬はできるだけ使用しないことに越したことはないと私は感じますし、お医者さんも積極的には処方をされないのではないかと思いますよ。
というのも過敏性腸症候群は「勤務先の変更」や「クラス替え」などの生活環境のチョットした変化や、「軽い運動」とか「食生活の改善」などで症状が消えてなくなってしまう人も実際のところは多いんですよね。
ですので「自分はIBS症状があるからお医者さんで薬をもらってすぐに治療してしまおう」と決断するよりは、普段の生活の中で自分でできる対策をまずしてみることをオススメします。
それで改善できれば通院費などのお金もかからないで済みますし、「副作用が全くないお薬はない」ので薬を飲まずに症状が改善したほうが体には絶対良いですからね。
そこで「お医者さんでの過敏性腸症候群の治療」についてご紹介してみたいと思います。
過敏性腸症候群の治療
- まずは、お腹のトラブルの原因がIBS以外の病気でないことを検査や問診で確認
- 治療の初期ではいきなり薬を処方されるのではなく、「生活リズムの見直し」や「食生活の指導」などが行われるケースもある
- その後、下痢型ならば「整腸剤や下痢止め」、便秘型ならば「整腸剤や便秘薬」などの症状に合わせたお薬※が処方される
- 症状を緩和させるお薬では効果が薄く、心の影響でお腹のトラブル出てしまう人には心に作用するお薬(抗不安薬や抗うつ剤)が処方される
- 抗不安薬や抗うつ剤でも効果が出ないケースになると、専門的な病院でその人に合うより深い治療が行われる
※処方薬についての記事も書いてます。→「下痢、便秘、IBS症状対策用の処方薬一覧」
もう少し解説
過敏性腸症候群の治療の流れ・・・というかどんな感じで治療の段階が進んでいくのかについて取り上げてみました。・・・とはいえ正直なところ治療の流れは病院によってマチマチでしょうから、あくまでも参考程度にご確認くださいね。
ですが個人的には「自分はIBSだ!」という確信を持って病院に行っても、ホイホイとすぐにIBS対策用のお薬(強い下痢止めや下剤、イリボーなど)を処方されるお医者さんというのはあまり多くない・・・と感じています。
なのでお医者さんが正しく診断できるように、ある程度自分のお腹のトラブル状況や生活習慣についての説明ができるようになっておく必要はあると思いのでしっかりとチェックしておきましょう。
(「習慣的に便通異常があるのか?」、「体重減少・血便・発熱はないか?」、「お酒やタバコ、刺激の多い食品を食べていないか?」…など)
そして必要ならば内視鏡検査や血液検査、尿検査などを通して他の病気である可能性を除外することがIBS治療の最初の段階となっています。
※関連記事→「病院ではどのように過敏性腸症候群だと診断するのか? 」
これで腸に器質的疾患がない(病気がない)ことが確認されれば腸の運動異常で症状が起こるIBSだと診断されて、症状に合わせて薬が処方されることになります。
ここで下痢・便秘症状やお腹のハリを解消できるお薬によって何事も無く通常の生活をおくれるようになれば良いのですが、どうしてもストレスによって腸に影響が出てしまう人には心に作用するお薬の処方も治療法のひとつとして選択されるようになります。
・・・が、あくまで「心の影響がお腹の不快症状として強く出てしまっているケース」では抗不安薬などが処方されるのであって、IBSの症状が単純なお腹の不快症状だけで留まっているのならばこういったお薬はできるだけ使用しないことに越したことはないと私は感じますし、お医者さんも積極的には処方をされないのではないかと思いますよ。
というのも過敏性腸症候群は「勤務先の変更」や「クラス替え」などの生活環境のチョットした変化や、「軽い運動」とか「食生活の改善」などで症状が消えてなくなってしまう人も実際のところは多いんですよね。
ですので「自分はIBS症状があるからお医者さんで薬をもらってすぐに治療してしまおう」と決断するよりは、普段の生活の中で自分でできる対策をまずしてみることをオススメします。
それで改善できれば通院費などのお金もかからないで済みますし、「副作用が全くないお薬はない」ので薬を飲まずに症状が改善したほうが体には絶対良いですからね。