便秘解消のために心がけたい「1日の生活の流れ」

便秘の対策方法といえば、やはり規則正しい生活をおくることですよね。
そこで「便秘解消するにはどのような流れで生活をおくるのかを良いのか？」をご紹介したいと思います。

便秘解消のための生活とは？

• 朝は体と同時に脳も起こす必要があるので「太陽光を浴びる・カフェイン(コーヒー・紅茶・日本茶…)を摂る・朝食を食べる(噛むことで脳が起きる)」ことが大切
• 朝に食べ物や水分を摂ることで腸が刺激されて便意を感じやすくなるので、便秘の人は食事や冷たい水を飲むようにしましょう
• 「内臓の動きを活発にしてくれる副交感神経」が起床時には優位に働いているので、朝は腸を動かすには最適の時間
• ストレスの影響で「朝に交感神経が優位に働いてしまう」と腸が動きにくくなり、便秘になりやすい
• お昼は「体が活動しやすい交感神経」が優位となって仕事や家事などをこなせるが、時々休息を入れないと胃腸の動きが悪くなってしまう
• 人間は夜よりも「朝やお昼」の方が消化の速度が早いので「朝食と昼食を多めにして、夕食を控えめにする食事法」は理にかなっている
• 夕方から夜にかけてはは腸の動きが弱くなりやすく「夕方にお腹が張ったり」するケースが多いので、夕食は控えめにするのが良い
• 夜は体をリラックスさせて副交感神経を優位にさせる必要があるので、刺激の強い照明を浴びたりはしない
• 胃がカラッポな時間を増やすことで、腸の運動が活発になったり腸のお掃除をしてくれる酵素が分泌されるので寝る3時間前には夕食は済ませておく

便秘対策についてもう少し解説

便秘といえば、生活習慣による便秘や過敏性腸症候群による便秘などいろいろな要因がありますよね。

ですのでIBS症状でお悩みの人からすると「生活習慣を見直すだけで便秘が改善するなんて信用できない」と感じてしまうかもしれません。

とはいえ生活習慣を規則正しくすることでストレスが軽減して自律神経のバランスが整い、結果的にIBS症状対策にもなるのではないかと個人的には感じています。
(もちろん生活習慣の見直しが対策法の全てではありませんけどね。)

というわけで朝から寝るまでにどんな感じで生活をしていけばよいのかを挙げてみましたが、結局のところ「人間が本来持っているリズムに沿って食事量や外からの刺激を調節すれば良い」ってことになりそうですね。

ですので便秘でお悩みならば一番便意を感じやすい「朝」のチャンスを逃すこと無く排便をしてしまうことが大切となります。

これにはお水や食事で体に刺激を与えるのが大切なので、朝食はできるだけよく噛んで食べるようにしてドンドンと胃腸を刺激していきましょう。

お昼になると交感神経が優位に働いて体が動かせるようにはなりますが、そのぶん胃腸の動きが弱まってしまうので適度に休憩を入れることで自律神経のバランスを整えるようするのがおすすめです。

特に昼食の時間はリラックスできる良いタイミングなので、忙しい方には難しいかも知れませんけど、できるだけ急いで昼食を済ませずにお昼休みをゆったりと使ってみてくださいね。

そして夜になると体が「おやすみモード」になっていくので、光などの外からの強い刺激は控えて睡眠に向けて過ごすようにしましょう。

就寝中に胃の中に食べ物があると体に負担がかかる上に、朝に食欲がわかなかったり、朝食の時に胃腸に使わる刺激が弱まってしまうので、夕食は軽めで寝る数時間前には済ませておくとよいですよ。

・・・というわけで簡単に1日の流れをまとめてみましたが、こういった生活をおくるだけで「どんな便秘もみるみる解消♪」というものではないのかもしれません。

ですが胃腸への負担や自律神経のバランスのことを考えて、あまりにも乱れた生活というものはできるだけ避け、皆さんも上記のような生活を心がけて便秘解消を目指されてみてはいかがでしょうか。