下痢の原因を知った上で対策をすることが大切 どうにかしたい!「お腹のトラブル」

下痢の原因を知った上で対策をすることが大切

今までお腹のトラブル関連の記事をいくつか書いてきましたが、ここで基本に立ち返って「下痢の原因」についてまとめてみました。

いろいろな原因による下痢症状

  • 下痢の原因は「蠕動運動異常」「腸の水分分泌過剰」「腸の水分吸収力の低下」に分けられる
  • ストレスにより腸の動きに異常が起きる「過敏性腸症候群」の下痢
  • インフルエンザウィルスや風邪の菌を体から追い出すための防御反応としての下痢
  • ノロウイルスやサルモネラ菌などの食中毒による下痢
  • 蠕動運動を促進するアルコールによる下痢
  • 乳糖不耐症(牛乳に含まれている乳糖を体質的に分解できない)ことによる下痢
  • 潰瘍性大腸炎や大腸がんによる下痢
  • 飲んでいる薬の副作用による下痢

下痢の種類についてもう少し解説

下痢になる原因を調べると、「消化に悪い食事」や「アルコール」、「ウィルス細菌」といった外からの要因と「ストレス」や「体質」などの体の中からの原因があるようですね。

過敏性腸症候群の人ならばストレスの影響で腸が反応しやすかったり、体質的に腸の水分吸収力能力が弱い・胃腸が弱いなんてケースが当てはまると思います。

下痢の原因について
私の場合にはストレスの影響がすぐに腸に出やすくて、「ストレスを受ける→腸が動き出す」という仕組みが体の中で出来上がってしまっているのでナカナカ厄介な症状なんですが、やはり自分がどんな原因で下痢をしているのかを知ることは大切なんではないでしょうか。

例えば、「ウィルスや菌を体から出そうとする反応としての下痢」では下痢止めの使用すると体の中にいつまでもウィルスを留めておくこととなるのでいけませんよね?

でもIBSのようなストレスが関連する下痢では、下痢止めやガスの発生を抑えるようなお薬を上手く利用して「成功体験」を日頃から積み重ねることでお腹を壊すことへの不安感によるストレスが減り、習慣的な症状が抑えられるケースがあります。

ちなみに便の状態による原因の目安としては・・・
食中毒による下痢だと粘液を含んだ黄色っぽい便
潰瘍性大腸炎では何度もトイレに行きたくなり、排便数を重ねるうちに粘液や血が混じる便
大腸がんでは血が混じった下痢便が出て、トイレに行った後でも残便感がある
という特徴がありますが・・・結局のところ、便の状態だけで自分の病名を判断するということは難しいのではないかと思います。

とにかく皆さんも、今自分が悩んでいる下痢症状が「過敏性腸症候群のような習慣的な下痢なのか?」、「風邪などによる体調の変化なのか?」、「普段と違う食事をしたか?」などの原因を調べた上で正しい下痢対策をしていきましょうね。


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