「男性・女性・外国人」と過敏性腸症候群 どうにかしたい!「お腹のトラブル」

「男性・女性・外国人」と過敏性腸症候群

過敏性腸症候群は「日本人だけで発症しているのか?」や「男性と女性でどっちが多いの?」ということが気になったので性別や海外でのIBSについて少し調べてみました。

「男性、女性、外国人」とIBS


  • 海外でも私達日本人と同じようにIBSで悩んでいる人が多い
  • 世界的に見ても10%~20%ぐらいの割合で存在すると言われている
  • 日本を含めて先進国に多くみられる病気
  • 男性と女性を比べると女性の患者数の方がかなり多い
  • その反面、男性よりも女性のほうがストレスには強い傾向がある
  • 男性は下痢型、女性は便秘型になりやすい
  • 女性は女性ホルモンの影響で便秘になりやすい

もう少し違いについて説明


私達がテレビやインターネットを通して海外の人の映像を見る機会はよくありますよね。

そういった映像から日本人よりも大らかで人生を楽しんでいるというイメージを勝手に持ってしまっていた私からすると、過敏性腸症候群の患者さんが神経質な国民性だと思われる日本人と同じように存在するというのは個人的にはチョット意外でした。

確かに海外の多くの先進国でも仕事や子育て、人間関係など多くのストレスを日々受けている人が多いので当たり前といえば当たり前なんですよね。

そして海外の調査でも国内の調査でもIBS症状で悩んでいる人が1割から2割ぐらい存在するそうなので、少なくても全世界的に見て10人に1人は自分と同じ症状の人がいると思うと妙な安心感は持てるのではないでしょうか。

それと男性と女性ではIBS患者数にどのぐらいの差があるのかを調べてみると、女性のほうが1.6倍ぐらい患者数が多いそうですよ。

男性と女性のIBS
でも女性は出産や子育てなどストレスが強くかかる状況に耐えるために「女性ホルモンの影響で女性は男性よりもストレスに強い」という研究結果もあるぐらいなので、ストレスが影響するIBSではこれだけの患者数の差があらわれるのは不思議な結果だと私は感じてしまいました。

とはいえこの点に関しては、女性は「黄体ホルモン」という女性ホルモンの影響で腸の蠕動運動が抑制されてしまったり、腹筋が弱く便を出す力が弱いことからもともと便秘になりやすい体質だという理由かなり影響しているようですね。

ですので女性の便秘型IBSでお悩みならば積極的に便秘改善用の水溶性食物繊維が豊富な食事やお腹のマッサージ、運動をして筋力をつけるなどして対策をされるとよいと思います。

そして月経の前には特に「黄体ホルモン」が分泌されるのでこの時にはいつもよりも食事に気をつけ、ツライ便秘ならば便秘薬などを適宜使用して快適な生活を送られてみてはいかがでしょうか。

ちなみに男性に関しては下痢型が多くて、私もその中の1人にしっかりと入っております。

ですのでこれは自分にも言い聞かせたいことなんですけど、もし生活上のいろいろなシチュエーションでストレスを日々受けている人は「男だから弱みは見せない!」という日本男子的な心意気ではなく、周りの親しい人には悩みやIBS症状のことを打ち明けたり趣味でストレスを上手く発散しながら生活しましょうね。


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