下痢止め：「正露丸シリーズ」・・・IBSにも有効？

昔からの下痢対策として定評のある正露丸についてのご紹介です。

正露丸シリーズの特徴

• 下痢・軟便・食あたり対策、整腸・抗菌作用がある
• 腸の運動は止めずに水分を整えて作用する天然成分「日局木クレオソート」配合
• その他にも腸の運動調整や胃の痛みを鎮める生薬が配合
• ☆ストレスによる腸の蠕動運動や水分分泌の異常にも効き目がある
• 真っ黒い丸剤の「正露丸」ならば、歯に詰めて歯の痛みなどの症状を緩和
• 正露丸の独特なニオイを気になるのならば「セイロガン糖衣A」
• 1日3回、食後30分以内に服用
• 飲んでから30分ほどで効果が出て、3～4時間は持続
• 一度飲んで下痢を止めるというよりは、1日3回飲み続けて腸の運動を正常に戻すお薬
• 5歳以上から服用可能
• 大幸薬品からだけでなく「正露丸糖衣キョクトウ」や「イヅミ正露丸」など他メーカーからもほぼ同じ成分で発売されている

正露丸についての解説

正露丸は日本人ならば知らない人はまず居ないような超メジャーなお薬ですよね。

ですので「下痢をしたらまずは正露丸」という考えが私達にはすり込まれているほど定番のお薬ですが、実際のところどのような成分でどう作用しているのかは知らなかった人も多いのではないでしょうか？

実は私も正露丸は単に腸の動きをピタッと止めてしまうような強い下痢止めというイメージを持っていただけに、生薬によって腸を正常や動きに近づけたり、健胃作用のあるお薬だというのは少し意外だと感じてしまいましたね。

それに先日の記事でこんなことを取り上げといてなんですが正露丸は食あたりなどの下痢だけでなく、ストレスによる腸の不調にも日局木クレオソートがしっかりと効果を発揮してくれることが立証されているというのは過敏性腸症候群でお悩みの方からすると朗報というかかなり有益な情報なのではないかと思います。

とはいえ効果などは分かったとしても昔からあのニオイは苦手っていう人は多く、私も子供の頃はあのニオイがダメで親に言われてもできるだけ飲まなかった思い出があります。

というわけで最近ではコーティングされた「セイロガン糖衣A」が主流になってますが・・・これも飲む時には良いけれどもフトしたキッカケであのニオイが戻ってくるという印象があるのは私だけでしょうか？

ちなみに容量のバリエーションもいくつかあり、携帯用の正露丸も発売されている上に価格もお手頃で未だに愛されているお薬なので常備薬として購入されおくのが良さそうですね。