オナラの正体とガスが発生しやすい食べ物

オナラについての基本的なことやガスが作られやすい食品についてまとめてみました。

オナラについてポイント

• オナラの正体は「胃や大腸で発生するもの」と「口から飲み込んだ空気」
• ガスは栄養吸収で時間を多くかける大腸で発生し、小腸では発生しにくい
• お腹の中のガスはゲップやオナラだけでなく、血液中に吸収されて呼吸により出ていく
• ガスの多い方は「噛みしめ呑気症候群」の疑いも
• 過敏性腸症候群では腸の蠕動運動の不調によりガスが溜まる
• お肉・豆類・くだもの・繊維の豊富な野菜・乳製品・精製されてない全粒穀物などはガスが発生しやすい
• お肉や卵などの消化時に発生するガスは臭く、豆類のガスはニオイは少ない
• 飲み物は炭酸系・甘味料のソルビトールが入った物・野菜ジュースなどに注意
• 当たり前だが便秘気味の方は消化物が腸内にとどまっている時間が長いのでガスのニオイは強くなる

オナラについてもう少し解説

過敏性腸症候群のガス型の方や便秘気味の方はガスによるお腹のハリで悩んでいることと思います。

ですのでオナラについて調べていると、消化に時間がかかるものはガスが発生しやすく、さらにストレスにより腸の活動がおかしくなるとガスが溜まって不快な思いをしてしまうようですね。

それに日本人は乳糖不耐症で「牛乳を飲むとお腹を壊しやすい方」が多いので、乳糖が含まれた牛乳などは下痢やガスの発生の原因となるようです。

そして私が気になったのはオナラの原因は食べ物を消化している体内でできるものだけではなく、口から飲み込む空気の影響もとても大きいというところです。

これは早食いや大食いの人だと食品と空気をより多く同時に飲み込んでしまうのでよく噛んでゆっくり食べることで対策はできますが、「噛みしめ呑気症候群」というストレスがかかると人間が自然としてしまう唾液を飲み込む行為により空気を飲み込んでしまうケースではストレスの軽減やマウスピースなどで対策する必要があります。

ちなみに私は過敏性腸症候群の下痢型ですが、ガス型の症状も多少あって。

IBS症状がはっきりと出る前の子供の頃から友人や親戚の家に行くと帰りにはお腹が張って苦しくなる事がよくあったので、今考えると周りに気を使って無意識のうちに口から空気をかなり飲み込んでいたようですね。

私の場合ですと下痢によって腸の中のものはスグに出ていってしまうのでオナラ自体はあまり臭くないとはいえ、やはりガスの発生は不快感の元なので食べ物や飲み物、そして無意識の噛み締めによる口から空気を飲み込まないように注意して生活していこうと思いました。

・・・それとガスが溜まり過ぎると口からオナラの成分が出てしまい口臭の原因にもなりえるようなので、腸内環境の改善とストレス軽減は口臭対策のためにもなるそうですよ。