過敏性腸症候群ってなに？

現代人の多くの人が悩んでいる過敏性腸症候群について簡単に紹介したいと思います。

過敏性腸症候群のポイント

• 一時的ではなく長い期間のお腹や排便習慣の異常
• 下痢・便秘・オナラが出やすくなるなどの症状がある
• 腹痛や不快感、膨満感などを感じることが多い
• お腹の不快感は排便することによって一時的に治まる
• 身体的な疾患などがあるわけではない
• ストレスによって腸の動きに異常が起きる
• ストレスの緩和や食事、生活習慣の見直しにより改善することがある
• 心理的なケアが大切
• 過敏性腸症候群が原因での体重減少は起こりにくい
• 20～40歳代に多いので学業や仕事で悩んでいる方が多い

過敏性腸症候群とは・・・

過敏性腸症候群(IBS=Irritable Bowel Syndrome)はストレスの多い現代人ならば、
5人に1人の割合で悩んでいる方がおられるというとっても身近でありながらひどくなると日常生活にも支障をきたす病気なので注意が必要です。

ちなみに私の経験からの簡単な症状の説明をさせていただきますと、

「緊張するとお腹が痛くなる」
ということを経験したことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、下痢を繰り返す症状が強い私の場合はそれが毎日続いているような状態ですね。

しかも仕事や人間関係などで緊張したりするとさらに症状が悪化して、
「またお腹が痛くなるかもしれない」
という不安がストレスになるというなかなか抜け出せない悪循環になってしまいます。

症状のない方からするとあまり理解ができないことなのかもしれませんが、このような症状が出る病気ですので苦しい思いをしているのは私だけではないのではないでしょうか。

強い症状が出ると「できないことが増えたり、過度に症状を怖がり外出に消極的になる」など生活の質が低下することがあります。

これによりストレスが溜まり、何かをしようにも身動きが取れないような状態になってしまいますので自分に合う対処法や治療法を見つけて症状と上手く付き合って普段の生活をされることが必要なのではないかと思います。