病院ではどのように過敏性腸症候群だと診断するのか? どうにかしたい!「お腹のトラブル」

病院ではどのように過敏性腸症候群だと診断するのか?

過敏性腸症候群であるのかをお医者さんではどのように判断されているのかご紹介します。

病院でのIBS診断方法例


  • まずは問診・触診でお腹の状態や抑うつ症状があるかないかなどを判断される
  • ローマⅢ」という診断基準を用いる。※詳しい内容は下で紹介しています。

・ その他の病気が潜んでいるのかを以下のような検査で判断する

  • 血液検査
  • 尿検査
  • 便検査
  • 内視鏡検査
  • 腹部X線撮影
  • 乳糖不耐症のテスト

もう少し解説


お腹の調子が悪くて生活するのにも大変だという方からすると、お医者さんですぐにでも診断をしてもらって対処をしたいのだと思います。

とはいえお医者さんからしても
私達が「お腹が痛くてIBSかもしれないです」と言っても「じゃあ、IBSのお薬出します」とはすぐにいくわけもありませんよね?

なのでお医者さんに行くと、まずは自分の体に身体的な疾患がないかの除外診断や便の状態などの問診をすることでIBSの診断がされるという流れになります。

病院での診断方法
私の場合では最初に胃腸科に行きましたが、どのような不快症状があるのかを聞かれたりお腹の触診をした後で、
その日のうちに大腸内視鏡検査の予約を取らされて数日後には検査をすることになりました。
(内視鏡検査体験談アップ済み♪)

そしてその検査をすることでやっとIBS用のお薬を処方してもらったなんて経験があります。

皆さんも自分のお腹のトラブルの裏にIBS以外の病気が潜んでいるのかの判断はプロのお医者さんにしかできないことなので、一度も検査をされたことがないという人はお医者さんにご相談されることをおすすめします。


※「ローマⅢ診断基準について」

少なくとも3ヶ月以上前から症状があり、過去3ヶ月間で1ヶ月に3日以上腹痛や腹部の不快感がある人の中で次の項目のうち2項目以上当てはまるとIBSだと診断される。

・排便によって症状が軽減する
・発症時に排便の回数の変化がある
・発症時に便の状態が変化する

ちなみにRomeⅢ診断基準では、過敏性腸症候群を便秘型、下痢型、混合型、分類不能型に分けています。



0 件のコメント: