市販の痔のお薬:「プリザエース」 どうにかしたい!「お腹のトラブル」

市販の痔のお薬:「プリザエース」

プリザエース」といえば「ボラギノール」と並んで有名な痔の症状対策の市販薬ですよね。
そこでプリザエースの特徴を少しまとめてみました。

プリザエースの特徴


  • 切れ痔やイボ痔による「痛み、出血、はれ、かゆみ」などの緩和や肛門の消毒をしてくれるお薬
  • プリザエースだけでも「軟膏(10g.20g)・座薬注入軟膏」とラインナップされているので、肛門内部の痔や外にある痔、切れ痔などそれぞれの人の用途に合わせて使用できる
  • 注入軟膏は手を汚さずに塗れたり、座薬のように奥まで薬剤が届くので便利…だが軟膏と比べると割高
  • 患部の痛みやかゆみをおさえる「リドカイン」をはじめ、患部の出血はれをおさえる「塩酸テトラヒドロゾリン」、「患部の痛み、出血、はれをおさえるヒドロコルチゾン酢酸エステル」、患部のかゆみを鎮める「L-メントール」、その他にも「細菌の感染を抑える成分」が配合
  • 軟膏の塗り心地はよく、爽やかに使用できる
  • 「ヒドロコルチゾン酢酸エステル」はステロイド成分なので、痔のいろいろな症状に対する効果は強め
  • ステロイド成分が嫌ならば、ステロイド成分が入っていなくて「痔のかゆみ、はれ」に効果的な爽快な使い心地の「プリザクールジェル」という商品もある
  • プリザS」という商品もあるが、配合されている成分に多少が違いがあり、「プリザエース」にはプリザSには入っていない「消毒成分」が入っている
  • 15才以上から使用ができて、「1日3回まで」、「排便後や寝る前に肛門部に塗ると効果的」
  • ステロイド成分配合なので長期間(10日以上)の使用はあまりしない方が良い

プリザエースについてもう少し解説


いろいろな痔のお薬が出ている中で、プリザエースやボラギノールは痔主さんでなくてもご存知なぐらい知名度の高いお薬なのではないでしょうか。

プリザエースの紹介
そしてたくさんの痔のお薬が出ているとはいえ「痔のお薬の目的は全部同じものなので違いは細かな部分にしかない」・・・と思っていましたが、私の印象では「ボラギノールはシンプルな効能」で「プリザエースは不快症状を緩和する成分が細かく入っている」という感じでしたね。

もちろん「色んな成分が入っているから効き目が強い」というわけではないでしょうけど、このような細かな気配りのようなものは好感が持てましたし、カユミを抑える「L-メントール」の効果なのかスッキリとした使用感はプリザエースの大きな特徴だと思いました。

価格的には軟膏は10g入りと15g入りがあって、15gでも1000円ぐらいで購入はできるので気軽に使用できますよね。



とはいえやはりステロイド成分が配合されているので長期間使い続けるというのは避けたほうが良く、もし日常的に不快症状を緩和したいのならばお値段もかなり手ごろな「プリザクールジェル」が良いですよ。



そしてプリザエースを…
「肛門の奥まったところにできた痔のケア」とか
「定期的に痔の不快症状がでてしまうので患部にピンポイントでお薬を塗りたい」
という目的で使用するのならば軟膏タイプではなく「注入軟膏」の方が使いやすくオススメですね。

…価格面で少し割高なのがネックですが、注入軟膏だと手を汚しませんし、外出先への持ち運びも楽だというメリットは大きいと思いますよ。

とにかくプリザエースは昔から愛用者が多くて定評のある痔のお薬なので、皆さんも他の商品で満足できなかった場合にはお試しになってみてはいかがでしょうか。


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