アロマはどのように体に作用してくれるのか? どうにかしたい!「お腹のトラブル」

アロマはどのように体に作用してくれるのか?

過敏性腸症候群でお悩みの人は、「止瀉薬で下痢を止める」とか「下剤で排便を促す」ということが根本的な解決法ではないということは知りつつも薬に頼ってしまうケースが多いですよね。
そこでこのサイトでは手軽に心や体に作用してくれるアロマテラピーについてもご紹介したいと思っておりますので、まずは「アロマがどうやって体に作用するか?」について取り上げてみたいと思います。

アロマがナゼ体に影響を与えるのか?


  • アロマテラピーでは「エッセンシャルオイル」という植物から抽出した100%天然成分のオイルが使用される
  • エッセンシャルオイルの香りを嗅いだり肌に付けることで、「脳から心や体」や「血液から全身」へと影響を与える
  • 鼻から吸い込んだ香りが脳に達すると「大脳辺縁系」という自律神経活動をするための脳に直接作用する
  • 自律神経を調節する部分に作用するので香りの影響は短時間で表れる
  • アロマ成分が鼻を通ると鼻の粘膜、肺に入ると肺の粘膜から血液に乗って体に作用する
  • エッセンシャルオイルを直接皮膚にマッサージすることでも毛細血管から血液に入って体を循環する
  • エッセンシャルオイルの種類によって効能が違うので「自分の体やニーズに合うオイル探し」が大切

アロマが体に作用する仕組みについてもう少し解説


気持ちを落ち着けて自律神経を整えたり、鼻の通りを良くしたりしてくれるなどアロマの効果はエッセンシャルオイルを使い分けることでいろいろと感じることができるんですよね。

皆さんの中にもアロマが体が作用するメカニズムとして「香りによって脳に直接働きかける」ことはなんとなく知っていたけど、血液に乗って全身への巡っていくというのは知らなかった・・・というかあまり意識をしている人は少なかったのではないでしょうか?

それにアロマというと「なんとなく効果が出るまで時間がかかる上にジンワリと効いてくる感じ」という印象をお持ちの方も多いと思いますけど、こうやって脳や血液などからしっかりと作用してくれるのでナカナカ侮れないものなんですよね。

・・少しわかりにくい表現になってしまいますが、人間の感覚としての「見た(視覚)」とか「触れた(触覚)」という行為は大脳新皮質という「人間としての思考」などを司る脳の部分にまず行きますが、香り(嗅覚)は直接人間の原始的な脳みそである大脳辺縁系にたどり着くので香りは短時間で体に影響を与えやすいそうなので香りが人間に与える影響ってとっても大きいということになります。

もちろんアロマだけの効果で劇的に症状が改善するということは難しいかもしれませんけど、過度な不安感や睡眠不足、イライラなどをアロマによって改善することができれば「心によって体に影響が出る過敏性腸症候群」の対策としては有効な方法の1つだと個人的には感じていますね。

ちなみにアロマで使用するオイルには「エッセンシャルオイル」と「アロマオイル」という2つのオイルの名前を聞いたことが皆さんもあると思います。

この違いは、植物から抽出したエッセンシャルオイルは100%天然成分で、アロマオイルは他の混ぜ物が入ったいたりして全て天然成分でできていないケースがあるみたいですよ。



私の勝手なイメージでは「エッセンシャルオイルは原液」で「アロマオイルは用途によって色々と配合したり薄めたりしたもの」という感じでしょうか?

ですので一応、アロマオイルは香りを楽しむぶんには問題ありませんが、肌に直接つけるなどの用途には向いていないものもあるようなので選ぶ際には使用方法をしっかりとご確認されることがオススメですよ。
(肌に使うならば天然成分だけでできたエッセンシャルオイルを使いましょうね)


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